敬語の使い方をプログラミングで学ぶ
2019/2/15 提供:FMVまなびナビ運営事務局
今回は、プログラミングを「国語」の学習にうまく取り入れた記事をご紹介します。
葛飾区教育委員会は、ビジュアル言語プログラム「Scratch(スクラッチ)」を用いて、小学校5年生の「敬語の使い方」の授業を行いました。プログラミングと「敬語」の勉強をどうやって融合させたのでしょうか。
まず、敬語には「尊敬語・謙譲語・丁寧語」の3種類があります。これは自分と相手との関係を意識しながら使い分けますよね。つまり、登場人物と話の内容、会話の状況によって、使うべき言葉のパターンが分かれるのです。
ここで、ビジュアル言語プログラム「Scratch」の登場です。Scratchは「条件分岐」のプログラムを組むことができ、ここでは登場人物との対話パターンをそれぞれプログラムし、「自分の言葉の選択に対して相手の表情(イラスト)を変える」という分岐を行います。このプログラムで、生徒が選択した言葉がそのシーンで適切かどうか、効率的な学習を進めていくことができるのです。
国語の学習がプログラミングの「条件分岐」という概念と組み合わさるとは、目からうろこですね。
本記事の詳細は、「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」の「敬語の使い方を考えよう」にてご覧いただけます。
出典:小学校を中心としたプログラミング教育ポータル Powered by 未来の学びコンソーシアム