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知っておきたい!
これからの教育と学習

~パソコンで変わる、こどもの未来~

モノづくりの実践から始める「未来工作ゼミ式ICTラーニング」 の実証モデル

2019/6/21  提供:FMVまなびナビ運営事務局

2020年度から始まるプログラミング教育は、「プログラミング的思考力」を身につけることを目的として、小学校で必修化されます。
一般的なプログラミング学習では、コーディングの技術のみに着目して指導していることが少なくありません。構文や手順をただ暗記させるようなプログラミング学習では、興味関心を得る前に挫折してしまうことも考えられます。
そこで、「プログラミングをはじめとするICT(情報通信技術)の活用によって身近な問題を解決する」という発想そのものを育成することが重要になってきます。

長野県で実施されたカリキュラムの実証事例では、プログラミングの技術的な指導ではなく、課題解決のための考え方の指導を重点的に取り扱いました。
テーマは、受講生徒の学校の先生に挙げてもらった「学校で困っていること」を解決するアプリケーションの開発。メンター(高校・高専生)と受講生徒(小中学生)で数人ずつのチームを組み、それぞれのチームでアプリケーションを発想から開発まですることを目標としました。

ものづくりの実践を通してプログラミングを学ぶことにより、受講生徒たちはアプリケーション開発の楽しさや、困難を達成した時の喜びを経験できたようです。
また、高校・高専生をメンターとして小中学生にプログラミング指導を行うことで、指導する側の人材を育成し、今後人材の循環が起きることも期待されます。

本記事の詳細は、総務省ホームページの「モノづくりの実践から始める「未来工作ゼミ式ICTラーニング」 の実証モデル」にてご覧いただけます。
出典:総務省ホームページ

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