大学カリキュラムと連携したメンターの効率的かつ持続的育成モデル
2019/7/17 提供:FMVまなびナビ運営事務局
2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育について、自治体によってはすでに先行して授業を実施するなど、ますます興味関心が高まっています。
しかし、学校教育の現場では人材不足が懸念されており、現在の教員だけで対応することは極めて困難であるとも言われています。
そこで今回は、大学生をメンター(指導者)として小学生および高校生のプログラミング授業を行った、メンター育成モデルの実証事例についてご紹介します。
メンター募集に際し、継続的な人材の育成を目的として、メンター活動(授業の実施とレポートの提出)で単位認定することとしました。これにより、大学生側の参加の動機付けとモチベーション向上を図り、潤沢なメンターのリソースを活用することが可能となりました。
授業は全5回のカリキュラムで、車タイプのロボットのプログラミングを行い、5回目の授業ではロボットコンテストをして競技することが目標です。
プログラミングの専門知識がなくても指導ができるよう工夫されたテキストやカリキュラムを用意することで、指導に慣れていない大学生でも、子どもや保護者、教員の満足度が非常に高い授業を展開することが実証できました。
大学生メンターは、人材確保の点だけでなく、子どもたちに近い目線で丁寧な指導を行えることも特長です。
今後のプログラミング教育において、様々な場面での活用が期待されています。
本記事の詳細は、総務省ホームページの「大学カリキュラムと連携したメンターの効率的かつ持続的育成モデル」にてご覧いただけます。
出典:総務省ホームページ