なるほど！パソコン研究室

パソコンは、一秒の間に何億回もの、すごい速さで計算できるし、新聞紙にして何百万枚（まい）分ものことを覚えておけるんだ。パソコンの中で、人間の命令を聞いて計算したり、記憶（きおく）する装置（そうち）からすばやくデータを呼び出したりする“頭脳（ずのう）”にあたる部品を“CPU（シーピーユー）”っていうんだよ。

パソコンのカタログを見ると、CPU“1.06GHz（ギガヘルツ）”なんて書いてあるけど、これはCPUが計算する速さを表しているんだよ。もちろん、数字が大きいほど、たくさんのことを速く処理（しょり）できるんだ。

計算の速さや記憶力（きおくりょく）の良さ、それから命令通りに同じことをくり返すことは、人間よりパソコンのほうが実は得意なんだ。だけど、人間は自分で考えて想像（そうぞう）したり、新しいアイデアを思いついたりできるよね。そこはパソコンにはできないところ。おたがいの得意なところを生かせば、パソコンと上手につきあうことができるよ。