Windows 7の「7」ってなに?
2009/12/2 こうしん
Windows 7は、2009年10月にマイクロソフトから発売されたパソコンの基本(きほん)ソフトウェア「OS(オーエス)」だよ。Windows 7の、「7」は7番目のWindowsということを表しているよ。
最初のWindowsは、1985年に登場したWindows1.0。それに、少しずつ機能(きのう)を追加した、バージョン2、3が続くんだ。Windowsの特長は、イラストで書かれたボタンを、マウス操作(そうさ)で選ぶなど、直感的な操作(そうさ)ができること。今では、あたりまえのことだけど、それ以前はパソコンを操作(そうさ)するための命令文を、文字で入力していたんだ。この命令文を覚えるのが、たいへんだったんだよ。
そして、バージョン4の世代には、Windows95、98、98SE、Meがあるよ。知っているWindowsもあるんじゃないかな? この世代では、インターネットへ接続(せつぞく)する機能(きのう)が追加されて、パソコンの利用者も一気に増(ふ)えたよ。
続いて、バージョン5の世代にはWindows2000、XPがあるよ。家にあるパソコンに、まだ入っているかもしれないね。Windows XPでは、映像や音楽を楽しむ機能が強化されたほか、パソコンを安全に使うためのセキュリティ機能(きのう)も向上しているよ。
そして、ひとつ前のバージョン6が、Windows Vistaだよ。ウィンドウを立体的に並(なら)べて切りかえたり、周囲を半透明(はんとうめい)で表示(ひょうじ)する画面(がめん)を見たことはないかな? 見た目でわかりやすい、視覚効果(しかくこうか)が特長だったよ。
バージョン6に続くのが、Windows 7だよ。起動にかかる時間や動作速度などは、高速化されているから、これまで以上に快適(かいてき)に使うことができるんだ。操作(そうさ)も、これまでよりわかりやすくなっているよ。ウィンドウをつかんで振(ふ)ると、まわりのウィンドウがまとめて閉(と)じられるなど、ユニークな機能(きのう)もあるんだ。そして、画面に直接(ちょくせつ)指でふれてメニューを選んだり、見たいところを拡大(かくだい)できる「Windowsタッチ」を利用できるパソコンも、登場(とうじょう)しているよ。Windows 7は、よりたくさんの人にとって、わかりやすくて使いやすいOSになっているんだね。