無線LAN
パソコンをインターネットにつなぐときや、家の中に何台かあるパソコンでデータを交換(こうかん)したいときには、ネットワークを作ります。
ネットワークでは、ケーブルを使ってパソコンどうしをつなぐのがキホンですが、家具の間にケーブルをとおすのに手間がかかるなど、部屋によっては配線がむずかしいこともあるでしょう。また、いったんケーブルでつなぐと、パソコンを移動(いどう)しにくくなります。
そこで、最近ではケーブルを使わず、無線の電波でデータをやりとりする「無線LAN」の利用がふえています。無線LANでは、インターネットへの中継点(ちゅうけいてん)となる「親機」と、パソコンに接続(せつぞく)する「子機」をセットで使います。
最近のノートパソコンは、はじめから子機の機能(きのう)を搭載(とうさい)していることがほとんどです。親機を用意すれば、そこと通信してインターネットにつながるようにできます。また、ゲーム機の「ニンテンドーDS」や「PSP」、「Wii」なども子機の機能(きのう)を搭載(とうさい)しています。パソコンで使っている親機につなぐことができるので、対戦ゲームをしたり、ゲームのデータをダウンロードできます。