再生(さいせい)プラスチック
2007/11/21 こうしん
パソコンは、さまざまな部品を組み合わせて作られています。使われている材料も、プラスチックや金属(きんぞく)など、さまざま。プラスチックは石油から作られているし、中の部品には貴重(きちょう)な金属(きんぞく)も使われています。パソコンを買いかえるとき、古いパソコンをそのまま捨(す)てるのは、もったいない。ゴミとして捨てれば、環境(かんきょう)をよごすことにもなります。
パソコンのメーカーは、「パソコンリサイクル」を行っていて、使わなくなったパソコンを引き取り、材料を再利用(さいりよう)しています。もし使わないパソコンがあったら、回収(かいしゅう)の方法などをメーカーに問い合わせてみてください。
回収(かいしゅう)されたパソコンは、いったん分解(ぶんかい)されて、プラスチック部品や金属(きんぞく)部品などの材料ごとに分類されます。この中で、プラスチック部品は、砕(くだ)かれたり、溶(と)かされたりして、ふたたびプラスチックの原料になります。
この原料を使って、ふたたびプラスチックの製品(せいひん)が作られます。このように、再利用(さいりよう)して作られるプラスチックのことを再生(さいせい)プラスチックといいます。