このページの本文へ移動

なるほど!パソコン研究室

これってどういう意味?

圧縮(あっしゅく)・解凍(かいとう)

2008/2/6 こうしん

圧縮(あっしゅく)・解凍(かいとう)のイメージ

パソコンでは、文字やイラスト、映像(えいぞう)など、さまざまなデータをあつかいます。データによってはサイズが大きいため、パソコンの中の保存(ほぞん)場所“ハードディスク”が、やがていっぱいになってしまいます。おし入れの中に物を入れすぎると、あふれてしまうのと同じですね。

そこで、サイズの大きいデータを小さくする技術(ぎじゅつ)が“圧縮(あっしゅく)”です。ふとんを圧縮(あっしゅく)する袋(ふくろ)に入れて空気をぬくと、小さくなって、おし入れにスペースができるのと同じです。パソコンでは、専用(せんよう)の“圧縮(あっしゅく)ソフト”を使って、データを小さくできます(注)。

そして、小さくしたデータを元のサイズにもどすことを、パソコンの言葉では“解凍(かいとう)”といいます。解凍(かいとう)することで、データをもう一度表示(ひょうじ)したり、再生(さいせい)したりできます。

データを保存(ほぞん)するときだけでなく、メールでデータをやりとりするときにも、圧縮(あっしゅく)・解凍(かいとう)のことを知っておくと役立ちます。大きなデータを送ると、送信にも受信にも時間がかかりますが、圧縮(あっしゅく)すれば時間を短縮(たんしゅく)できます。

(注)Windows XP、Windows Vista なら、標準(ひょうじゅん)でこの機能(きのう)を持っています。ファイルを選んで、右クリックメニューから「送る」→「圧縮(Zip形式)フォルダ」を選択(せんたく)すると、圧縮(あっしゅく)できます。

ページの先頭へ