Blu-ray Disc(ブルーレイ・ディスク)
2008/6/4 こうしん
映画(えいが)を見たり、テレビを録画するために、DVDを使うご家庭も多いでしょう。「Blu-ray Disc(ブルーレイ・ディスク)」は、これまでとくらべて、よりたくさんのデータを保存(ほぞん)できる、“次世代”のDVDです。ブルーレイ・ディスクの録画や再生(さいせい)には、専用(せんよう)の機械を使います。
これから、地上デジタル放送が本格的(ほんかくてき)にはじまり、これまでよりキレイな映像(えいぞう)をテレビで楽しめるようになります。ところが、キレイな映像(えいぞう)データをそのまま保存(ほぞん)すると、データのサイズが大きくなります。
これまでのDVDに保存(ほぞん)できるデータのサイズは、4.7ギガ・バイトでした(「GB(ギガ・バイト)とか、MB(メガ・バイト)ってどんな単位なの?」を参考にしてね)。地上デジタル放送の映像(えいぞう)をキレイなまま保存(ほぞん)するためには、もっと大きいサイズが必要です。こうした中、登場したのが、ブルーレイ・ディスクです。保存(ほぞん)できるサイズはDVDの約5倍の25ギガ・バイト、さらに二重に書きこむ50ギガ・バイトの方式もあります。
“次世代”と呼(よ)ばれるDVDには、ブルーレイ・ディスクのほかに、HD DVD(エイチディー・ディーブイディー)という方式があります。現在(げんざい)のところ、映像(えいぞう)作品を提供(ていきょう)する映画会社の多くが採用(さいよう)を決めた、ブルーレイ・ディスクのほうが、より広く普及(ふきゅう)するとみられています。