ダビング10(ダビングテン)
2009/1/7 こうしん
2011年7月に、テレビはアナログ放送から地上デジタル放送に切りかわります。地上デジタル放送の特徴(とくちょう)は、これまでよりキレイな映像(えいぞう)でテレビを見られることです。
テレビ番組をハードディスクレコーダーや、DVD、ブルーレイディスクレコーダーに録画すれば、いつでも見て楽しむことができます。このとき、デジタル放送に対応(たいおう)した機器を使うと、キレイな映像(えいぞう)をキレイなまま録画できます。
けれども、あまりにキレイなために、コピーしたDVDなどが出回ると、番組を作った人たちの権利(けんり)が侵害(しんがい)されるかもしれません。そこで、コピーをたくさん作れないようにする仕組みが「ダビング10(ダビングテン)」です。
ダビング10では、9回の「コピー」と、1回の移動(いどう)「ムーブ」が行えます。たとえば、ハードディスクレコーダーに録画した番組を9回までDVDやブルーレイディスクにコピーできます。そして、最後の1回は、ハードディスク内の元のデータを消して、DVDやブルーレイディスクに移(うつ)せます。
個人的(こじんてき)に録画した番組をDVDやブルーレイディスクにコピーして、別の部屋で見るなどの使い方なら、この回数内で収(おさ)めることができそうです。