メモリーカード
2010/3/10 こうしん
デジタルカメラで撮影(さつえい)した写真を保存(ほぞん)するために使う、小さなプラスチックのカードを見たことはないでしょうか? このカードのことを「メモリーカード」と言います。
見た目は小さいメモリーカードですが、たくさんのデータを保存(ほぞん)できます。たとえば、いちばん普及(ふきゅう)している「SD(エス・ディー)メモリーカード」は、切手ほどの大きさです。メモリーカードに、保存(ほぞん)できるデータのサイズは、MB(メガバイト)や、GB(ギガバイト)という単位で表されます。たとえば、1GBのメモリーカードなら、1000万画素のデジタルカメラで撮(と)った写真を約200枚(まい)保存(ほぞん)できます。
メモリーカードには、いくつかの種類があって、それぞれ形もちがいます。デジタルカメラの機種によって、使えるメモリーカードもちがうので、買うときには気をつけましょう。SDメモリーカードのほかには、「コンパクトフラッシュ」「xDカード」「メモリースティック」などの種類があります。そして、同じSDメモリーカードの中にも、半分サイズの「ミニSDカード」や、さらに半分の「マイクロSDカード」があります。これら小さいメモリーカードは、携帯(けいたい)電話などで使われています。
最近では、メモリーカードからデータを読み取る「カードリーダー」が、はじめから付いているパソコンが増えてきました。デジタルカメラで撮影(さつえい)した写真のデータを、簡単(かんたん)にパソコンに取りこんで保存(ほぞん)したり、メールで送ったりできます。