「Android」(アンドロイド)ってなに?
2011/12/7 こうしん
人間そっくりのロボットのことも「アンドロイド」と言いますが、ここで説明するのはスマートフォンに入っている、基本(きほん)ソフト(OS:オーエス)のお話です。
基本(きほん)ソフトと言えば、パソコンの「Windows(ウィンドウズ)」や「Mac(マック)」を思いうかべるかもしれません。パソコンに基本(きほん)ソフトが入っているおかげで、ユーザーが自分でソフトを入れなくても、文字の入力やインターネット接続(せつぞく)などの基本的(きほんてき)な機能(きのう)を利用できるのです。
実は、携帯電話やスマートフォンの中にも、同じように基本(きほん)ソフトが入っています。「Android」(アンドロイド)は、スマートフォンの基本(きほん)ソフトの1つです。そのほかにも、「Windows Phone(ウィンドウズフォン)」や「iOS(アイオーエス)」などの基本(きほん)ソフトがあります。
スマートフォンは、Androidの機能(きのう)を使って、インターネットに接続(せつぞく)したり、メールを送ったりします。そして、ゲームなどのアプリが公開されているので、ユーザーは好みで追加できます。
Androidは、インターネット検索(けんさく)でおなじみのGoogle(グーグル)が開発しています。「iOS」は、iPhoneなどのアップル社の製品(せいひん)にしか搭載(とうさい)できませんが、Androidは多くの会社が利用できるように提供(ていきよう)されています。日本国内でも、富士通をはじめとした会社が、基本(きほん)ソフトにAndroidを採用(さいよう)したスマートフォンを作っています。