クラウド
2013/2/27 こうしん
デジタルカメラ写真や、Excelで作った表など、さまざまなデータをインターネット上のスペースに保存(ほぞん)できるサービスのことを「クラウド」と言います。
データはインターネット上に置かれているので、どこからでもアクセスできます。例えば、家にあるデスクトップパソコンで作ってクラウドに保存(ほぞん)した住所録を、いつも持ち歩いているノートパソコンから見ることができます。
また、クラウドに保存(ほぞん)したデータには、パソコンからだけでなく、スマートフォンやタブレットからもアクセスできます。例えば、スマートフォンのカメラ機能(きのう)で撮影(さつえい)して、クラウドに保存(ほぞん)した写真をパソコンから見るのも簡単(かんたん)です。
ネットワークのイメージを図で表すときに、インターネットの部分をモクモクした雲のようにえがくことが多いため、「クラウド(雲の意味)」の用語が使われるようになったと、言われています。
インターネット上にデータを保存(ほぞん)すると、他の人からも見られるのではないかと心配になるかもしれません。でも、データを利用するときには、ユーザー名とパスワードを入力するので、他の人が勝手に見ることはできません。もちろん、パスワードは人に知られることがないように、注意して管理する必要があります。
データを保存(ほぞん)するだけでなく、アプリの機能(きのう)を提供(ていきよう)するクラウドのサービスもあります。例えば、パソコンの中にExcelやWordが入っていなくても、クラウドにアクセスすると表や文書のファイルを開いたり、作ったりできるサービスなどが登場(とうじょう)しています。