電子マネー
2013/8/14 こうしん
「電子マネー」とは、100円玉や1000円札などの実際(じっさい)のお金「現金」ではなく、コンピューターであつかうデータを利用して買い物をするしくみです。
例えば、コンビニエンスストアでおかしを買うときには、お金をはらいます。90円のチョコレートを買って100円をはらったら、10円のおつりをもらいますね。これは、現金を使った買い物のやり取りです。
ですが、最近では現金を使わずに買い物ができるお店もふえてきました。「Suica(スイカ)」や「ICOCA(イコカ)」などのようなカードを使えば、電車に乗るときだけでなく、コンビニエンスストアなどで買い物もできます。お金を出す代わりに、カードを読み取り機にかざすだけです。
カードの中には、ICチップという情報(じょうほう)を記録しておく電子部品が入っています。この情報(じょうほう)を読み取って、いくらのお金がチャージ(入金)されているのか、いくらの買い物をしたのかが、わかるしくみになっています。携帯電話(けいたいでんわ)の「おサイフケータイ」も、同じしくみです。
お金を持ち歩いたり、細かいおつりのやりとりをしたりすることなく、便利に気軽に買い物できるのが、電子マネーの良いところです。でも、ついつい買いすぎてしまわないように、注意してくださいね。