ハイレゾ
2015/4/22 こうしん
ハイレゾとは、ハイレゾリューションの略で、日本語では「高解像度(こうかいぞうど):映像やデータをより細かく表現できること」です。特に「ハイレゾ音源(おんげん)」は質の良い音楽データとして、今話題になっています。
レコーディングスタジオで録音(ろくおん)したデータは、その環境にもよりますが、CDの約1,000倍の情報を持つことができます。そのデータ容量から、CDにするためにはどうしても全ての音を収録(しゅうろく)しきれず、音の一部を削(けず)らなければなりませんでした。このように、音の波形(はけい)をデータにするときは、どうしても再現できない部分が出てきてしまうのです。
その点、ハイレゾ音源(おんげん)は音の情報をより細かく詰め込むことができ、音の太さや奥行きなど、録音(ろくおん)したときの表現をより忠実(ちゅうじつ)に再現できるのです。
ただし、音楽用のCDを超える音質をもつハイレゾ音源ですが、それを最大限に生かすには対応する機器やプレイヤーソフトが必要となります。良い音源(おんげん)には良い再生環境が必要なのです。
ハイレゾ音源(おんげん)のクラシック演奏(えんそう)を家のハイレゾ対応スピーカーで聞きながら、優雅(ゆうが)な気分で朝ごはん。ハイレゾ対応ヘッドホンで大好きな音楽の世界にひたるなど、音楽をさらに楽しむことができますよ。