QRコード
2015/10/21 こうしん
QRコードは「Quick Response コード」の略で、四角い見た目が特長です。ジュースやお菓子の袋、チラシやインターネットのサイト、航空券のチケットなど、見たことがある方が多いのではないでしょうか。しくみとしては、レジで使われる「バーコード」と同じです。
バーコードは横方向にのみ情報を持っていますが、QRコードは縦方向にも情報を持っているため、まるで何かの模様のように見えますね。
もともとは生産工場用途で使われていましたが、その便利さから一般に普及するようになりました。
特長のひとつは、高速で360度どの方向からでも読み取りできること。QRコードにある3つの大きな四角(切り出しシンボル)でこれを可能にしています。カメラ付きのスマートフォンが普及している現在、カメラをかざして読み込むだけというのはとても便利ですよね。
さらに、コードの一部に汚れや破損があってもデータの復元が可能な「誤り訂正機能」をもっています。最大約30%が訂正可能となっています。
また、便利な点としてはURLを入力しなくてもウェブサイトにアクセスできることです。アルファベットをそのままスマートフォンなどで打ち込むのはなかなか大変です。このQRコードは日本国産のコードであり、かな・漢字の表現にも優れています。そのため、名刺にQRコードを印刷しておけば、名前などの個人データをサッと読み取ってもらえます。
とても便利なQRコードですが、読み取るまで何が記載されているかわからない点には注意が必要です。
読み取り結果はしっかり確認しましょう。
※ QRコードは「株式会社デンソーウェーブ」の登録商標です。