プロダクトキー
2015/11/18 こうしん
プロダクトキーとは、ソフトウェアなどを使い始める時に、正規に入手したものであることを示すために入力する文字列のことです。Microsoft Office なども初めて起動したときなどはこのキーの入力が求められますよね。これは、不正コピーの防止や正しい利用者を見分けるために使われています。
パソコンのように形のあるものであれば、製造(せいぞう)番号などがそれぞれ書いてあるので、基本的にそのものをコピーすることはできません。しかし、ソフトウェアそのものはかんたんに複製(ふくせい)できてしまいます。そこで、コンピュータへのインストール時や初めて起動した時などにプロダクトキーの入力を要求し、正しいプロダクトキーを入力した場合のみ利用できるようにする、という方法をとっています。プロダクトキーはパッケージに入っている書類や、ソフトウェアの収録(しゅうろく)されたメディアの表面、ケースなどに印刷(いんさつ)されていることが多いです。
そのプロダクトキーは1度しか使えないのかというと、そうではない場合があります。使用できる回数がソフトによって定められている場合が多く、1つのプロダクトキーで3台まで使える、などそれぞれ条件があります。お使いのソフトウェアの説明書きは、よく確認しましょう。