マルウェア
2017/2/15 こうしん
パソコンやスマートフォン上で悪質な動作をする、有害なプログラム全般(ぜんぱん)を「マルウェア」といいます。
ウイルスやスパイウェアなどもマルウェアに含(ふく)まれています。
パソコンがマルウェアに感染している場合、以下のような現象が発生することがあります。
- パソコン上のファイルが知らない間に削除(さくじょ)される
- 勝手にメールが送信される
- パソコンの動作が非常に遅(おそ)くなる
- エラーメッセージなどがたくさん表示される
- 怪(あや)しい広告やアダルトサイトが表示される
- パソコンの故障など、不安をあおるような偽(にせ)セキュリティソフトの画面が表示される
マルウェアは、怪(あや)しいウェブサイトを開いたり、怪(あや)しい広告をクリックしたりすることでパソコンに侵入します。また、不正なプログラムがメールの添付(てんぷ)ファイルやフリーソフトに仕込まれている場合、ファイルを開いたり、実行したりすることで感染することがあります。
マルウェアの感染を防ぐためには、以下のようなことに気をつけましょう。
- 知らない画面や怪(あや)しい画面が突然表示された場合はむやみにクリックしない
- フリーソフトをインストールする場合は、信頼(しんらい)できる提供元かどうか事前によく調べる
- 自分の知らない送信者のメールや添付(てんぷ)ファイルは開かない
- セキュリティソフトの期限が切れる前に最新版のセキュリティソフトを導入する
セキュリティソフトでスキャンした結果、すでにマルウェアに感染している場合や感染の疑いがある場合は、関連リンクにあるQ&Aを確認して対処をしましょう。
最近では、パソコンで個人情報をやりとりすることも増えています。自分だけではなく、周りの方へ迷惑(めいわく)をかけないためにも、マルウェアへの対策は万全にしておきましょう。