無線LANってだれでもつなげるの?
電波でデータをやりとりする無線LANは、基本的(きほんてき)には周りにいるだれのパソコンでもつなぐことができるんだ。けれども、だれかが電波を受信して大事なデータを盗み見(ぬすみみ)たり、勝手にネットワークに入ったらこまるから、安全の仕組みが用意されているんだよ。
無線LANは親機と子機をセットにして使うよね。親機には、接続(せつぞく)できる子機の番号を登録しておけるんだ。それ以外の子機はネットワークに接続(せつぞく)できなくなるんだよ。
それから、通信している電波をだれかが盗み見ない(ぬすみみない)ように、暗号化する仕組みもあるよ。親機と子機に共通の合い言葉を登録しておいて、合い言葉が同じときだけデータの暗号を解除(かいじょ)できるんだ。
一方で、多くの人が利用できるように解放(かいほう)されている「公衆(こうしゅう)無線LAN」のサービスもあるよ。喫茶店(きっさてん)などに設置(せっち)されていて、パソコンを持ちこめば、だれもが利用できるんだ。
それから、ゲーム屋さんの中にも、店頭で無線LANのサービスをしてくれるところもあるから、近所のお店で聞いてみよう。ニンテンドーDSやPSPを持って行けば、対戦ゲームに参加したり、ゲームのデータをダウンロードできるよ。