無線LANのヒミツはどうやって守る?
2009/1/28 こうしん
家の中にあるパソコンをインターネットにつなぐには、ケーブルを使う方法と、無線LAN(ラン)を使う方法があるよ。
最近では、無線LANの機能(きのう)を持つゲーム機もあるから、導入(どうにゅう)した家も多いんじゃないかな?
無線LANでは、電波でデータをやりとりするから「誰かが勝手に受信して盗(ぬす)み見るのでは?」と心配になることはない? それから、家のネットワークに誰かが勝手に入ってくるのもイヤだよね。無線LANには、安全を守るための方法がいくつか用意されているよ。
まず、無線LANでやりとりする電波に暗号をかける方法があるよ。そして、インターネット接続(せつぞく)の中継点(ちゅうけいてん)となる親機と、子機のパソコンで、それぞれ共通の合い言葉を決めておくんだ。合い言葉が正しくないと、暗号が解(と)けないから、他の人からは見られないんだよ。
それから、パソコンなどネットワークにつながる子機には、それぞれ番号が付けられているんだ。この番号を親機に登録しておけば、それ以外の子機がネットワークに入ることをブロックできるよ。また、最近では親機の名前を隠(かく)す機能(きのう)も登場しているよ。誰かが親機を見つけて、勝手に入りこむのを防(ふせ)げるんだ。
最初だけ、設定(せってい)するのに時間がかかるけど、安全のために大切だから、お父さん、お母さんと確認(かくにん)しておこうね。最近では、ボタン1つで設定(せってい)が終わる親機も登場しているから、これから買うなら、調べてみるといいよ。