ファイルとフォルダのちがいって?
2009/7/29 こうしん
パソコンの中には、デジタルカメラで撮(と)った写真、暑中見舞い(みまい)のハガキや住所録など、いろいろなデータが入っているよね。これらのデータのまとまりひとつひとつのことを「ファイル」っていうよ。ファイルには、それぞれ名前を付けられるし、写真や書類などの種類もわかるから、必要なときに探(さが)して表示(ひょうじ)したり、印刷したりできるよ。
けれど、作ったファイルをどんどんパソコンの中に保存(ほぞん)して、数がふえてくると、使いたいファイルがどこにあるのか見つけにくくなるよね。そこで、ファイルを分類して保存(ほぞん)するための“入れ物”、「フォルダ」を使うんだ。
たとえば、部屋の床(ゆか)いっぱいにオモチャや教科書が散らかっていると、探し物(さがしもの)がすぐには見つからないことがあるよね。けれど、教科書をしまうのは机(つくえ)の引き出し、オモチャをしまうのはオモチャ箱、のように“入れ物”を決めておけば、あとからすぐに見つけられるね。
同じように、パソコンでファイルを作ったら、写真のフォルダ、書類のフォルダなどに分類して保存(ほぞん)しておくといいよ。こうすれば、必要なファイルをすぐに見つけて、開くことができるんだ。