「ファイル(F)」や「編集(へんしゅう)(E)」の(F)や(E)はどう使う?
2009/12/16 こうしん
メールソフトやブラウザーソフトのメニューを見ると、「ファイル(F)」や「編集(へんしゅう)(E)」のように、メニューのあとにアルファベットが書かれていることがあるよね。これらのことを「アクセラレータキー」って言うよ。
ふだん、パソコンの機能(きのう)を実行するときは、マウスを使ってメニューをクリックするよね。アクセラレータキーは、マウスを使わずに、すべてをキーボードからの操作(そうさ)で行うための機能(きのう)なんだ。
たとえば、「ファイル(F)」を選ぶには、キーボードのAlt(オルト)キーをおしながら、Fキーをおすよ。すると、「ファイル(F)」をクリックしたときと、同じように、ファイルメニューが表示(ひょうじ)されるんだ。続いて↑や↓の矢印キーをおすと、「開く」などのメニューを選べるよ。そして、Enterキーをおせば、選んだ機能(きのう)を実行(じっこう)できるんだ。
文字の入力に集中(しゅうちゅう)しているときは、キーボードから手をはなして、マウスをつかむよりも、アクセラレータキーを利用した方が、操作(そうさ)が速くなることがあるよ。ほかにも、マウスがつながっていないノートパソコンが使いづらいときなんかに、アクセラレータキーの使い方を知っていると便利だよ。
ちなみに、アクセラレータキーは、英語の機能名(きのうめい)が元になっていることが多いよ。たとえば、「F」は「File(ファイル)」、「E」は「Edit(エディット:編集(へんしゅう)の意味)」を表しているんだ。ほかにも、「P」は「Page(ページ)」、「V」は「View(ビュー:表示(ひょうじ)の意味)」などがあるよ。