なんで、ノートパソコンは電源コードをぬいても使えるの?
2012/6/13 こうしん
パソコンは電気製品だから、使うには電源が必要だよね。でも、ノートパソコンの場合、電源コードをぬいても使えるし、そのままどこかに持ち運んで使うことだってできるよ。
実は、ノートパソコンは2つの方法で電気を使えるようにしているんだ。
1つは、電源コードをコンセントにつないで電気をもらう方法。家にあるテレビや冷蔵庫(れいぞうこ)も、コンセントから電気をもらっているよね。
そしてもう1つは、ノートパソコンの中に入っている「バッテリー」を使う方法。バッテリーは、電気をためるしくみを持っているんだ。電源コードをつないでノートパソコンを使っていると、その間にバッテリーの中にも電気がたまっていくよ。
電気をためることを「充電(じゅうでん)」っていうんだ。充電が100パーセントになるまで、電気はどんどんたまるよ。
ノートパソコンを使っているときだけでなく、電源を切っているときにも、電源コードがコンセントにつながっている間は充電が続いているよ。夜の間に100パーセントまで充電しておいて、昼間は自由に持ち運ぶといった使い方もできるね。
もし、ノートパソコンを使っているとちゅうで電源コードをぬいても、電気をもらう場所が自動的に電源コードからバッテリーに切りかわるよ。だから、そのままノートパソコンを使い続けられるんだ。
ただし、バッテリーを使い続けられる時間はかぎられているから気をつけてね。
時間は、ノートパソコンの機種によってちがうけど、5~6時間くらいだったり、10時間くらいだったりする場合もあるよ。
身近な機械では、携帯電話も充電(じゅうでん)して使うよね。それから、最近では、電気で動く自動車もあるね。
どれも、中にバッテリーが入っていて、ためた電気を使って動いているよ。