エクセル関数の便利帳 [エクセル関数の便利な使い方を事例を交えてご紹介します] エクセル関数の便利帳 [エクセル関数の便利な使い方を事例を交えてご紹介します]

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    MAX/MIN関数で最大値や最小値を見分けよう!

    統計2022年10月4日

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    MAX/MIN関数の使い方を説明しているイメージ

    エクセルで、MAX(マックス)関数を使って、範囲内の最大値を、MIN(ミニマム)関数を使って、範囲内の最小値を求める方法を解説します。

    MAX関数・MIN関数で最大値と最小値を求めてみよう

    エクセルでは、MAX(マックス)関数を使って、範囲内の最大値を求めることができます。また、MIN(ミニマム)関数では、範囲内の最小値を求めることができます。

    例えば、

    • ・価格一覧から最高価格を求めたい
    • ・点数の一覧から最高点を求めたい
    • ・気温の一覧から最低気温を求めたい

    など、指定した範囲の数値の中から最大値や最小値を求めることができます。

    ここでは、MAX関数、MIN関数の基本的な書式と機能について紹介します。

    MAX関数・MIN関数の書式

    MAX関数は次のように入力します。

    =MAX(範囲)

    また、MIN関数は次のように入力します。

    =MIN(範囲)

    MAX関数とMIN関数はよく使われる関数なので、[オートSUM]ボタンの▼をクリックして[最大値]、[最小値]を選択すれば簡単に入力できるようになっています。

    今回の例では、D列に各サークルの会員数が入力されています。セルE2に最大値、セルF2に最小値を表示させたい場合、次のようにMAX関数とMIN関数を入力してみましょう。

    セルE2をアクティブにしている画面イメージ

    1MAX関数を入力する、セルE2をアクティブにします。

    [数式]タブの[オートSUM]の[▼]をクリックし、[最大値]をクリックしている画面イメージ

    2[数式]タブの[オートSUM]の[▼]をクリックして、[最大値]をクリックします。

    セルD5からD19までドラッグしている画面イメージ

    3セルD5からD19までドラッグして、会員数の範囲を指定します。

    会員数の最大値が「84」と求められている画面イメージ

    4[Enter]キーを押します。会員数の最大値が「84」と求められました。

    セルF2に[最小値]を求めている画面イメージ

    5同じように、セルF2に[最小値]を求めます。

    ステップアップ:一覧の最大値や最小値のセル書式を変更するには?

    最大値と最小値を求めても、一覧の中のどのセルの値か、ひとめではわかりません。そこで、一覧の最大値や最小値のセル書式を変更してみましょう。

    書式を設定したい範囲を選択し、[ホーム]の[条件付き書式]-[セルの強調表示ルール]-[指定の値に等しい]を選択している画面イメージ

    1書式を設定したい範囲を選択して、[ホーム]の[条件付き書式]-[セルの強調表示ルール]-[指定の値に等しい]を選択します。

    セルE2を選択し、書式を一覧から選択して、[OK]ボタンをクリックしている画面イメージ

    2「次の値に等しいセルを書式設定」で、セルE2を選択します。書式を一覧から選択して、[OK]ボタンをクリックします。

    セルD5のサッカー同好会の会員数を「80」から「100」に変更すると、セルE2の最大値が自動的に「100」になり、セルD5の書式が変更されて、一覧の中の最大値がわかる画面イメージ

    3セルD5のサッカー同好会の会員数を「80」から「100」に変更すると、セルE2の最大値が自動的に「100」になり、セルD5の書式が変更されて、一覧の中の最大値もわかります。

    最小値の書式を設定している画面イメージ

    4同じように、最小値の書式を設定します。

    関数と条件付き書式を併用する以外にも[上位/下位ルール]を利用して、範囲内から最大値や最小値の書式を変更できます。

    [条件付き書式]-[上位/下位ルール]を選択選択している画面イメージ

    5[条件付き書式]-[上位/下位ルール]を選択すると、上位や下位の項目について書式を設定できます。

    範囲内の上位(最大値)と下位(最小値)の書式を変更している画面イメージ

    6範囲内の上位(最大値)と下位(最小値)の書式を変更した例。

    MAX関数とMIN関数は、数値の中から最大値と最小値を求める関数です。
    範囲の中で、どの値が最大値や最小値かを確認したいときは、ステップアップの「条件付き書式」を組み合わせて利用してみてください。

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