詐欺ウォール検知レポートブログ

注意喚起を目的とし、詐欺ウォールで検知・収集した分析結果を元にレポートを配信しています。

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インターネット詐欺リポート(2024年9月度)Amazonフィッシングが2倍に増加、メルカリのフィッシングサイトも増加傾向

2024年10月31日

1.今月のトピック

Amazonのフィッシングサイトが2倍に増加

Amazonのフィッシングサイトが増加しています。9月に入り報告数が増加しており、「再認証」「カードの有効期限切れ」といった内容でログイン情報を詐取します。前月より2倍以上に増加しています。

Amazonのフィッシングサイトのイメージ Amazonのフィッシングサイト
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。

メルカリや消費者金融のフィッシングサイトが増加傾向

9月末から10月にかけて、メルカリのフィッシングサイトが増加傾向にあります。認証情報の確認等でフィッシングサイトに誘導する手口が確認されています。9月から約3倍に増加しており、注意が必要です。またここ数か月でみられなかった消費者金融のフィッシングサイトが報告されています。複数の消費者金融ブランドが報告されており注意が必要です。

  • メルカリのフィッシングサイトのイメージ メルカリのフィッシングサイト
  • アイフルのフィッシングサイトのイメージ アイフルのフィッシングサイト
  • プロミスのフィッシングサイトのイメージ プロミスのフィッシングサイト
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。

フィッシングサイトブランドランキング

9月度はAmazonが1位となりました。報告数が2倍に増加しています。先月急増したLIFE CARDや北海道銀行などは報告数が減少しており、ランク外となっています。今月はヤマト運輸がランクインし報告数が約2倍に増加しています。

フィッシングサイトブランドランキング

フィッシングサイトカテゴリ別構成比

9月度はECサイトの構成比が上昇しています。前月50%を超えていたクレジットカードの構成比は10ポイント以上減少しています。また消費者金融カテゴリが9月も若干増加傾向にあります。ヤマト運輸が増加したことによりWebサービスの構成比も上昇しています。

フィッシングサイトカテゴリ別構成比
フィッシングサイトカテゴリ別構成比
※5ポイント以上上昇したカテゴリは赤色の矢印になります。 ※5ポイント以上減少したカテゴリは黄色の矢印になります。

フィッシング詐欺被害防止のポイント

メールやSMSで案内されたURLが正規のURLか確認する
メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやウェブ検索で正規サイトへアクセスする。または、怪しいサイトを診断する無料サービスを利用し事前にURLをチェックする。
個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール・SMSに注意する
クレジットカード会社などでは、個人情報やクレジットカード情報などについてメール・SMSでの問い合わせは行っていないため、情報入力させるページに誘導するメールには細心の注意を払いましょう。
ログインID・パスワードの使い回しを控える
複数のサービスサイトで同じログインID・パスワードを使い回していると、フィッシング詐欺によってログインID・パスワードが詐取された場合、他のサービスサイトの不正利用被害に遭う可能性が高まります。被害を最小限に抑えるためにもログインID・パスワードの使い回しはせず、サービスごとに登録内容を変更し管理を行うようにしましょう。
セキュリティソフトやネット詐欺専用ソフトを導入する
犯罪者の手口は日々巧妙化しており、今まで意識してきた対策が通用しなくなる可能性があります。日々進化するネット犯罪に対抗するにはセキュリティソフトを導入することも必要です。不審なサイトにアクセスした際に注意喚起を行ってくれます。

詐欺サイトを無料で診断「詐欺サイトチェッカー」

日々増加するインターネット詐欺、詐欺サイトかどうかをチェックできるサービス「詐欺サイトチェッカー」を提供開始しました。詐欺ウォールが独自で収集した詐欺サイトのブラックリストと各官公庁から通報のあった詐欺サイトのブラックリストを元に無料で気になるサイトをチェックします。

詐欺サイトチェッカー

サイトURL : https://checker.sagiwall.jp/

2.2024年9月 詐欺サイト検知率リポート

詐欺ウォールとは日本人をターゲットにしたインターネット詐欺をブロックする、ネット詐欺専用セキュリティソフトです。従来の検知手法である「ブラックリスト検知」に加え、詐欺ウォール独自のネット詐欺検知エンジンである「ヒューリスティック検知」「AI検知」のトリプルブロックで、ウイルス対策ソフトでは検知困難な巧妙な手口の詐欺サイトを検知します。

詐欺ウォールを開発・提供するBBソフトサービスでは、公的機関などとの連携によって収集した詐欺サイトURLを利用し、定期的に詐欺サイトの検知率調査を行っています。2024年9月の詐欺ウォールによる詐欺サイト検知率は92.1%と他社と比較し高い結果となりました。

<検知率調査概要>
https://www.sagiwall.jp/report/about_report.html
<調査期間>
2024年9月10日、11日、18日
<調査対象URL>
公的機関などから提供された詐欺サイトURL計280件
<調査結果>
2024年9月検知率調査結果

3.2024年9月 詐欺サイト検知数リポート

2024年9月の詐欺ウォールによる詐欺サイト検知数は12,766,182件で、2024年8月と比較すると、319,781件減少する結果となりました。

詐欺ウォールによる詐欺サイト検知数(月次比較) ※以下記載のアプリバージョン以上の詐欺ウォールを利用しているお客様のアクセス数値を集計 Windows版:3.3.0 / macOS版:3.5.0 / Android版1.7.0 / iOS版3.2.0.4

4.9月度詐欺ウォール利用者が遭遇している詐欺サイトの傾向

9月度に詐欺ウォール利用者が遭遇している詐欺サイトの上位3サイトはこちらの結果となりました。

※実際に遭遇しているネット詐欺サイトと調査収集しているネット詐欺サイトで順位は異なります。
1位 Amazon
フィッシングサイトイメージ
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
9月度は前月と同様Amazonが1位となっています。利用者が多いECサイトのため注意が必要です。
2位 イオンカード
フィッシングサイトイメージ
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
2位は前月と同様イオンカードがランクインしています。こちらも利用者の多いサービスのため注意が必要です。
3位 JICA
フィッシングサイトイメージ
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
JICAが3位にランクインしています。7月にもランクインしていましたが、当選金の払い出しといった内容で情報を詐取する手口です。

※本記事に記載の「詐欺ウォール」の対象には、「詐欺ウォール」の名称で提供する製品の利用者のみでなく、他の名称で提供している製品の利用者も含まれます。

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