FMV LOOX Premium Care
データ復旧サービス利用規約
第1条(適用)
- データ復旧サービス利用規約(以下「本個別利用規約」といいます)は、富士通クライアントコンピューティング株式会社(以下「当社」といいます)が、利用者に対して提供するデータ復旧サービスに適用されます。
- 本個別利用規約は、「FMV LOOX Premium Care利用規約」に優先して適用されるものとし、本個別利用規約に定めのない事項については、上記規約の内容が有効に適用されるものとします。
第2条(サービス対象機器)
データ復旧サービスのサービス対象機器は、以下を対象(以下、総称し「データ復旧対象機器」という)とします。
- 利用者が所有するFMV LOOX
- その他利用者が所有するデジタル通信機器「スマートフォン、タブレット端末(ネットワーク接続可能な電子ペーパーを含む)、ノートパソコン(タブレットPC含む)、デスクトップパソコン」(以下、「その他被調査媒体」といいます) 。
- 上記以外の機器は対象外となります。
第3条(データ復旧サービス内容)
- データ復旧サービスとは、本個別利用規約に基づいて、当社が業務委託契約を結ぶA1データ株式会社(以下、「指定の業者」という)により利用者に提供され、データ復旧サービスの提供を受ける利用者がデータ復旧対象機器に内蔵する記憶媒体(おもに半導体メモリ)で第4条に定める物理障害によるデータ障害が発生した場合に、利用者が第7条に定める申し込みをすることで、当社(および指定の業者)が費用の全部または一部を負担することにより、データを抽出する個別サービスです。
- データ復旧対象機器がFMV LOOXの場合は、利用者は当社の修理窓口にお申し込みいただき当社にて対象機器をお預かりしてから、指定の業者にて作業後、当社からデータを抽出した媒体と対象機器を利用者にご返却いたします。
- データ復旧対象機器がその他被調査媒体の場合、利用者は直接指定の業者の窓口へお申し込みいただきます。
- データ復旧サービスは、サービス期間中、利用者の利用契約開始日から起算して1年間に1回を限度に、データ復旧対象機器1台を対象に無償(ただし、第6条6項が適用される場合の利用者の費用負担を除きます)でご利用いただけます。
- データ復旧サービスの提供場所は、日本国内に限るものとします。
第4条(データ障害の種類)
データ復旧サービスの対象となるデータ障害は以下のとおりです。
- 物理障害
データ障害のうち、記憶媒体(ハードディスクや半導体メモリなど)自体に、機械的または電気的な障害が発生したものをいいます
第5条(データ復旧サービス範囲)
データ復旧サービスは、データ復旧対象機器に含まれるデータを、ファイルの形で復旧するサービスであり、以下の機能・サービスは含みません。
- 原因解析:不具合にいたる原因等の調査・解析は行いませんので、これらの事項に関する質問、保証には応じられません。
- 修理:利用者の再利用を前提とした記憶媒体の修理はサービスには含まれません
- アプリケーション復旧:実行ファイル(.exe)以外に多くのライブラリ(.dll/.ocx他)と連携して動作している場合、実行ファイル(.exe)を正常に復旧できた場合であっても、当該アプリケーションが正常に動作することを保証しません。
- 初期化、削除などの誤操作による障害。
- デジタル放送の録画データ、暗号化されたデータ、ゲームデータ、データ消去装置またはデータ消去ソフトで消去したデータ、クラウド等のデータ復旧対象機器以外の場所に保存されているデータ、日本語および英語以外が使用言語のデータ等を復旧するサービス。
- 申込日から30日を経過した日が開始日となり、開始日より前に発生した障害に対するサービス。
- その他、当社で実施していないサービス全般
第6条(データ復旧サービスの免責事項)
- 機器の破損状況によりデータ復旧対象機器の全データの完全復旧ができない事があります。また、データ復旧対象機器をお預かりした時点で、既に破損しているデータは、破損したデータとして復旧されます。復旧したファイルが実行ファイルの場合、正常に起動できない、一部の機能が使えない等の可能性、また画像ファイルの場合、画像が一部欠損している等の可能性がありますが、当社に故意・重過失がある場合を除き、当社(および指定の業者)は責任を負いません。
- お預かりしたデータ復旧対象機器に対する原状回復の責任を負いません。また、利用者のお手元で正常であっても、被調査媒体のお預かりから返却までの間に多くの過程・作業を経ますので、この全ての過程で発生する瑕疵・障害について、当社(および指定の業者)の故意または重過失による場合を除き一切責任を負いません。
- 利用者よりお預かりしたデータ復旧対象機器での起動確認作業は、データ復旧の対象にはなりません。ご返却後の起動不具合が起きた場合でも当社の故意または重過失による場合を除き一切の責任を負いません。
- 復旧作業にあたりデータ復旧対象機器を解体することがあります。その他被調査媒体本体で、解体をした場合各メーカーによる保証を受けることができなくなる場合がありますのでご了承ください。
- 既に解体したことがあるデータ復旧対象機器の場合、解体・組み立てを正常に行えないことがあります。解体したことのあるデータ復旧対象機器の場合、解体・組み立てにより生じた破損、障害には、当社(および指定の業者)の故意または重過失による場合を除き一切責任を負いません。また、細心の注意を払い機器の解体・組み立てを行ないますが、解体・組み立て中に経年劣化しているパーツが破損、劣化することがあります。解体・組み立てにより生じた破損、障害には、当社(および指定の業者)の故意または重過失による場合を除き一切責任を負いません。
- 復旧データサービスは、1TBまでは無償でデータ容量に応じた記憶媒体に記録して納品します。なお、1TBを超えるデータ復旧をご希望される場合、復旧費用は無償ですが媒体の費用のみ利用者にご負担いただきます。
第7条(データ復旧サービスの利用方法)
データ復旧サービスは、利用者から以下の方法によりお申し込みいただくことにより受け付けるものとします。
データ復旧対象機器がFMV LOOXの場合:当社の修理受付窓口にお申し込みいただきます。
データ復旧対象機器がその他被調査媒体の場合:指定の業者の専用受付窓口へ直接お申し込みいただきます。
第8条(作業期間)
- 利用者のデータ復旧対象機器が当社に到着してから、抽出したデータは作業完了後の発送まで原則10営業日で対応いたします。データ復旧対象機器はデータ抽出後当社指定の修理工場へ回送し点検修理後の発送となりますためデータ復旧期間とは別に修理作業期間を要します。また、次の各号のいずれかに該当する場合も、原則の作業日数を越える場合がありますので、予めご了承下さい。
- (1)障害の程度が重い場合
- (2)利用者の都合により、データ復旧作業完了後のデータ復旧対象機器の返却日の日程変更等が生じた場合
- (3)天災地変、戦争、暴動、内乱、輸送機関の事故、労働争議その他不可抗力の事由が生じた場合
- (4)コンピュータウィルス、スパイウェア等による大規模障害、特定製品の不具合等に起因する大規模障害などの事由により復旧依頼が急激に増加した場合
第9条(データ復旧サービスを受ける上での注意点)
- データ復旧サービスは、データの復旧を保証するものではありません。データは、修復箇所の状態により復旧できない場合があることを予めご了承ください。
- データ復旧サービスをご利用いただく際に、個人情報保護法の規定に基づき、ご依頼者が本サービスのご契約者であることの本人確認のために証明をお願いする場合がありますことを予めご了承ください。
- 著作権に関わるデータ(音楽データ、映像関連データ等)については、利用者によるデータ復旧サービス利用の申し込みをもって、利用者がその利用に関する正当な権利を有していることを保証したものとみなします。
- 記憶媒体(ハードディスクや半導体メモリなど)に物理的な障害がある場合は、記録媒体の開封または取り外しを行う場合があります。その場合は、本来の装置としての機能が消失することをご了承ください。
- データ復旧サービスは、当社において初期調査を行ったうえで、利用者に対して障害の内容(論理ないし物理)・程度、データ復旧の可否および第6条6項に該当する場合の納品用媒体などの料金の見積もりを報告した後、利用者にご了承頂いた場合に実施いたします。なお、初期調査結果の報告書を受け取った後にデータ復旧をキャンセルされた場合にも、データ復旧を1回利用したものと取扱いさせていただきます。
- データ復旧サービスの内容は記憶媒体(ハードディスクや半導体メモリなど)の復旧であり、装置本体の修理は含みません。装置本体修理のご依頼については、各メーカー様のサポートセンターへお問い合せください。
附則
本規約は2023年6月1日から適用します。
- 第6条1項 免責条項の一部変更