「タスクマネージャー」で、応答のないアプリを強制終了しよう

アプリのタイトルバーに（応答なし）と表示されて操作できなくなってしまう現象は、「フリーズ」と呼ばれます。フリーズが起こる原因はさまざまですが、フリーズ自体は深刻な現象というわけではないので、気にしなくてもかまいません。対処方法を覚えておけば、あわてずに済みますよ。

「フリーズ」は英語で「凍る」の他に「固まる」という意味もあります。要するに、動かなくなるということですね。よくフリーズが起こるのは、操作にパソコンの処理能力が追いつかないときに起こることが多いです。例えば、Microsoft Edgeでいくつものタブをまとめて開こうとした場合には、瞬間的に大量の処理が必要になり、うまく処理しきれないとフリーズしてしまうことがあります。

フリーズが起きても、しばらく待っていると処理が追いついて、操作できるようになることもありますよ。でも、いつまでもフリーズから戻らないときは、タスクマネージャーでアプリを強制的に終了させましょう。

タスクマネージャーは、スタートボタンやタスクバーを右クリックして表示されたメニューから起動できます。起動したら、「プロセス」タブの「アプリ」にある一覧からアプリを選択して「タスクを終了する」をクリックすることで、応答のないアプリを終了させることができます。

ちなみに「バックグラウンドプロセス」などの「アプリ」以外の項目は、不用意に操作するとトラブルの原因になってしまうこともあります。間違えて操作しないように注意してください。

タスクマネージャーを起動し、応答のないアプリを強制終了する

タスクバーの何もないところを右クリックして、表示されたメニューから「タスクマネージャー」をクリックします。

タスクマネージャーが起動します。左側にある「プロセス」タブの「アプリ」から終了したいアプリを選択します。ここでは例として「Microsoft Edge」をクリックして選択しています。次に「タスクを終了する」をクリックします。

※左側に「プロセス」が表示されない場合は、ウインドウを最大化してください。

※「タスクを終了する」がない場合は、右上の「…」をクリックすると表示されます。

※「アプリ」が表示されていない場合は、列見出しの「名前」をクリックすると表示されます。