履歴を残さずにインターネットを使えるの?
このウェブサイトを見たことは他の人には知られたくないなぁ。サイトを見たらその履歴が残ってしまうし、何かいい方法はないかなぁ?
(公開日:2017年1月25日)
履歴を残さずにインターネットを使う方法ですね?
家族や友人なども使うパソコンの場合、自分がどんなサイトを見ているのか知られたくないという方もいらっしゃいます。履歴を消すのもめんどうですし、他の人のパソコンを使う場合は、勝手に履歴を消すわけにもいかないですし…。
そんなときに有効なのが、「InPrivate ブラウズ」という機能です。この機能を使えば、パソコン上に閲覧の履歴を残さずにインターネットを使えますよ。
※画面例はWindows 10のものです。
「InPrivate ブラウズ」でインターネットを使おう
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インターネットでウェブサイトを閲覧すると、履歴や一時ファイルがパソコン上に保存されます。
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履歴のページを開くと、一度閲覧したページを後からもう一度見られるため便利です。どのページを見ていたのか覚えていない場合でも、パソコンに履歴があればすぐに表示できるメリットがあります。
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一時ファイルがパソコンに保存されている場合、再度同じページを閲覧したときに、パソコン上にある一時ファイルを読み込んで表示します。そのため、すばやくページが表示されるというメリットがあります。
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どちらも便利な機能ですが、履歴や一時ファイルの情報は、パソコンを共用している環境ではデメリットにもなります。自分が閲覧したウェブサイトのURLや画像がパソコン上に残ってしまうため、他人に自分がどんなサイトを見ていたのかを知られてしまう可能性があるのです。あまり気持ちのいいものではないですよね。
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こういう場合に便利なのが、「InPrivate ブラウズ」機能なんです。この機能を使用してウェブサイトを閲覧している間は、閲覧の履歴やインターネット一時ファイルがパソコン上に保存されず、どんなページを見たのかを他の人に知られることはありません。履歴を残したくない場合にはぜひ使ってみてください。
InPrivate ブラウズを使う
画面下のタスクバーにある、Microsoft Edgeのアイコンをクリックします。
Microsoft Edgeが表示されます。画面右上にある、「詳細(・・・のマーク)」をクリックします。
「新しい InPrivate ウィンドウ」をクリックします。
新しくウインドウが開き、InPrivate ブラウズが有効になります。この状態でページを閲覧すると、履歴が残りません。
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InPrivate ブラウズは、「×」ボタンでウィンドウを閉じることで終了できます。再度InPrivate ブラウズの機能を使いたいときは、同じ操作でInPrivate ブラウズを起動する必要があります。
Internet Explorerを使っている場合はどうする?
Microsoft Edgeではなく、Internet Explorerを使用されている場合も、同様の機能を使うことができます。
詳しい操作の手順は、以下をご覧ください。
「Internet Explorer」を起動します。
画面右上の「ツール(歯車のマーク)」をクリックし、「セーフティ」→「InPrivate ブラウズ」の順にクリックします。
新しくウィンドウが開き、InPrivate ブラウズが有効になります。この状態でサイトを閲覧すると、履歴が残りません。
- インターネットを使うと、ウェブサイトの閲覧履歴や画像の一時ファイルなどが、自動的にパソコン上に保存される
- 履歴や一時ファイルの情報をパソコンに残したくない場合は、InPrivate ブラウズを使おう
こんなサポートもあります
今回は、履歴を残さずインターネットを使用する方法についてご紹介しました。他にも、パソコンの操作方法でわからないことがある、もっとパソコンを活用したい、とお考えの方もいるかと思います。当社では「PCコンシェルジュ」という有料サービスをご用意しており、豊富な知識と高いスキルをもった専任アドバイザーが、パソコン活用相談など、幅広い範囲のご相談をお受けします。「FMV プレミアムサービス あんしんスタンダード」という月額サービスによる割引もございますので、ぜひご利用ください。