Windows 11の音声入力機能を使ってみよう！

1.Windows 11の音声入力機能とは

Windows 11の音声入力機能を使うと、ワードやパワーポイントを含む多くのアプリでキーボードを使わずに声だけで文字入力することができます。

音声認識の精度はとても高く、設定を変更することで句読点を自動入力することもできるため、文書やメール本文の文字入力などに使用すると便利です。

注意点として、パソコン内蔵のマイクでも音声を認識できますが、テレビやラジオ、周りの人の会話の音などを拾ってしまうとうまく認識されないこともあるため、静かな環境で作業するようにしましょう。

Windows 11の音声入力機能はオンライン上で処理を行うため、インターネット接続できる環境が必要です。

2.音声入力の方法

音声入力をする前に、内蔵マイクの有無やマイクの場所、音量を確認しましょう。詳しい方法は、以下のQ&Aに記載されています。

• 富士通Q&A - [Windows 11] 内蔵マイクの音声が認識されません。

内蔵マイクの確認後、以下の操作で音声入力します。

なお、文章の入力中に改行したい場合は、文章の最後に「かいぎょう」と話すことで反映されます。文章の途中や終わりに「くてん」や「とうてん」と話しかけると、「。」や「、」が入力できます。

記号についても音声で入力することができます。記号を入力する場合に話す内容は、以下のマイクロソフト社のページに記載されています。例えば「？」を音声で入力する場合は、「はてなマーク」と話すことで入力できます。確認しておきましょう。

• タイピングではなく音声で PC に入力するために音声入力を使用する（マイクロソフト社）
  ※「句読点コマンド」の項目を確認してください。

3.音声入力の便利な設定

ここからは音声入力をするうえで、便利な設定についてご紹介します。

音声入力を頻繁に使う場合は、音声入力のツールを自動で起動するよう設定しておくと、アプリなどで文字入力が可能な状態になったときにすぐに音声入力することができます。

また、句読点についても自動で入力する設定があります。句読点の自動入力をオンにすると、文の合間に読点（、）や句点（。）が自動的に入力されます。必要に応じて以下を設定しましょう。なお、句読点の自動入力については、思いどおりに入力できない場合があります。その場合、音声入力がひととおり完了した後にキーボード入力で修正するようにしましょう。