よくあるキーボードトラブルについて知っておこう！

1.キーボード入力時によくあるトラブルとは？

文字入力中に「文字が入力できない」や「変換が思いどおりにできない」などのキーボードトラブルは数多く発生します。

いざというときに困らないように、よくあるトラブルと対処方法を知っておきましょう。

また、キーボード操作でできるちょっとした時短のテクニックなども合わせてご紹介します。

2.よくあるキーボードトラブルと対処方法は？

アルファベットを入力していて、小文字で入力したいのに大文字で入力されてしまう場合、Caps Lockの機能がオンになっている可能性があります。

アルファベットを小文字で入力したい場合は、Caps Lockをオフにしましょう。

Caps Lockは、キーボードの「Shift」キーを押しながら「Caps Lock」キーを押すことでオフにできます。

キーボードの「A」キーを押して「あ」を入力したいのに「ち」と表示される場合は、「かな入力」の状態になっています。

この場合、「かな入力」を「ローマ字入力」に切り替える必要があります。

日本語入力システムのATOKを使用している場合は、以下のQ&Aの手順で切り替えましょう。

• FMV Q&A - [ATOK] ローマ字漢字入力とカナ漢字入力を切り替える方法を教えてください。

半角英数字を入力していたのに入力できなくなった場合、日本語入力に切り替わっている可能性があります。

文字入力の基本ではありますが、この場合、キーボードの左上にある「半角／全角」キーを押すことで再度、半角英数で入力することができます。また、タスクバー右端にある入力モードのボタンをクリックすることでも切り替えられます。

まれに、文字入力をしていたのにキーボード入力がまったくできなくなることがあります。

デスクトップパソコンで有線のキーボードを使用している場合、キーボードのコネクタが外れていないかどうかや、しっかりと奥までコネクタが接続できているかどうかをまず確認しましょう。

ワイヤレスキーボードを使用している場合は、電源スイッチの状態や電池の消耗などが影響している場合があります。詳しくは以下のQ&Aを確認しましょう。

• FMV Q&A - [Windows 11] ワイヤレスキーボード / ワイヤレスマウスの動作がおかしくなりました。

いずれの方法でも改善しない場合はパソコンの再起動を試してみましょう。

3.キーボード操作でできること

ここからは、キーボード操作でできるちょっとした便利な使い方をご紹介します。

時短になる場合もあるため、ぜひ使ってみましょう。

一般的に、英数字は半角で入力するケースがほとんどですが、ウェブサイトの会員登録などの住所入力時に、一時的に全角の英数字を入力したい場合があるかと思います。

この場合、いったんローマ字入力で入力後、「Enter」キーを押す前にキーボードの「F9」キーを押すと、全角英数字に変換できます。

例えば、全角の英数で「ｈｉ」と入力したい場合、ローマ字入力で「ひ」と入力して「Enter」キーで確定する前に「F9」キーを押すことで変換できます。

「F9」キーを押すごとに、「すべて全角小文字」→「すべて全角大文字」→「はじめの1文字だけ全角大文字」の順に変換されます。最後に「Enter」キーを押して確定します。

ちなみに、半角英数字に変換したい場合は、「F9」キーではなく「F8」キーを押すことで変換できます。

パソコンの電源を切りたい場合、マウスを使わずにキーボードで簡単に操作することができます。

キーボードの右側には数字が書いてあるキーがあります。この数字のキーをテンキーと呼びます。テンキーを使うことで電卓と同じ感覚で数字を入力することができます。

テンキーを押して数字を入力したい場合は「Num Lock」を有効にする必要があります。

「Num Lock」を有効にする場合は、キーボードで切り替えます。

なお、キーボードの種類によって、「Num Lock」の切り替え方法が異なります。詳しくは以下のQ&Aで確認してください。

• FMV Q&A - キーボードのテンキーを使って数字を入力できません。