先生!先日はご指導をありがとうございました。
おかげさまで、ワードで文字入力がスムーズにできるようになりました!
でも、何かもの足りないのですが。もう少し、パッとするというか、見た目を変えることが簡単にできますでしょうか?
ワードは文字を入力するだけでなく、「書式」という見栄えを設定する機能が充実しています。文字を入力した後に書式を設定すれば、簡単な操作で見栄えの良い文書になりますよ!
今回は書式を利用した、見栄えの良い文書の作り方を解説します。
Before after 注︰サンプル文章は、Word 2010で作成しております。その他のバージョンでは一部見え方が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
サンプルが必要な方は、下記のワードのファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードするには、ファイル名を右クリックして、メニューから「対象をファイルに保存」を選択してください。
本講座では、ファイルの保存先を《ドキュメント》としています。
ダウンロード方法がわからない場合は、下記ページをご参照ください。
ワードでは、「書式」を設定して文書の見栄えを整えます。「書式」とは、例えば文字の形(フォント)、文字の大きさ(フォントサイズ)、色、下線や文章の位置や箇条書き番号など、見栄えに関する設定のことです。
ここでは、Word 2010で書式設定を使って見栄えの良い文書を作成します。
ワードの文書作成のコツは、最初に文字を入力した後に、まとめて書式を設定することです。
「書式」は段落記号()に含まれるので、最初に書式を設定してしまうと、それらの書式が下の段落に引き継がれてしまうことがあるので、「文字入力後に書式設定」と覚えておくと良いでしょう。
書式には大きく分けて「文字書式」と「段落書式」があります。文字書式は、入力されている文字に対しての書式で、フォントサイズや文字色、下線など1文字1文字にかかわる見栄えの変更が行えます。段落書式は、段落全体の見栄えで、例えば「右揃え」とか「中央揃え」などは段落書式です。
箇条書きの先頭に、連続番号(段落番号)や記号を後から一括して設定できます。また、箇条書きの部分を少し字下げすると文書にメリハリがつきます。ここでは、段落書式の「段落番号」と「インデント」を設定して、文書を仕上げていきます。
ワードで基本的な文書を作成するコツは次のとおりです。
コツをつかんで、これから見栄えの良いレイアウトができるようにしましょう!