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2025年6月13日 掲載

2025年6月25日 更新

富士通クライアントコンピューティング株式会社

Windows 10環境のデスクトップパソコンの一部でWindows Update後に起動できなくなる問題について

平素は、当社製品およびサービスをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

2015年から2016年に販売した当社製デスクトップパソコンの一部機種において、6月11日に公開のWindows Update後にパソコンが起動できなくなる(FUJITSUロゴ画面から進まない)場合があることが判明しました。6月13日以降、一時的に該当のWindows Update配信を停止いたしました。

2025年6月に実施されたOSの定例アップデートによる影響を受け、今回の事象に陥る可能性があることが判明しました。本状況に伴い、最新BIOSを当社Webサイトにて公開させていただきましたので、ご使用製品への適用をお願いいたします。
問題が起きると確認された機種は以下のとおりです。

対象機種

発表時期 品名 対応BIOS公開時期
2016年10月発表モデル ESPRIMO WD1/A3、ESPRIMO WD2/A3 6月25日公開済
2016年1月発表モデル ESPRIMO WD1/X
2015年10月発表モデル ESPRIMO WD2/W
  • 上記を除く、当社の調査・検証により問題が起きないと確認された機種については、順次Windows Update配信の停止を解除いたします。
  • 上記以外の当社製デスクトップパソコンおよびノートパソコン・タブレットは、本問題の対象外となります。
  • 公開予定のBIOSは問題の発生を抑えるもので、既に問題が発生したものを復旧させるものではありません。

問題が発生するWindows Updateの更新プログラム

  • Microsoft Windows(KB5060533)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 22H2・21H2用
  • Microsoft Windows(KB5060531)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 1809用
  • Microsoft Windows(KB5061010)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 1607用
  • Microsoft Windows(KB5060998)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 1507用

Microsoft Update カタログから更新プログラムをダウンロードし、手動でインストールした場合も今回の問題は発生します。上記の対象機種では本件に対応するBIOSをアップデートするまで実施しないでください。

BIOSの適用について

対象機種についてWindows Updateに対応したBIOSを公開しています。必ずWindows Updateの適用前にBIOSのアップデートをお願いいたします。
BIOSのアップデート方法については、以下のQ&A情報をご確認ください。

ご注意

  • 対象機種でのWindows Updateの配信は引き続き停止しております。BIOSをアップデートし、BIOSが正しく更新されたことをご確認のうえで、必要に応じて停止している更新プログラムを手動で適用をお願いいたします。BIOSが未更新の状態や正しく適用されていない状態でWindows Updateの更新プログラムを適用すると、製品が起動できなくなる場合があります。

本ページの内容は、予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

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