お客様が安心してパソコンの修理をご利用いただけるよう、修理作業工程をご紹介します。
パソコンの修理をお申し込みいただくと、お引き取り日にご用意いただいたパソコン・保証書・添付品(キーボード、マウス、ACアダプタなど)を 引き取るため宅配業者がご自宅へ伺います。梱包は宅配業者がその場で行います。
修理工場にパソコンが入荷したら、開梱作業、入荷検品(実機照合・添付品確認)を行います。
送付されてきた書類や添付品の確認を行い、修理情報管理システムへ情報を登録します。
入荷検品が完了すると修理作業工程の中でのキズをできる限り防ぐため、不織布等で包み、各修理担当者のもとへ届けます。
修理は、原則としてセル方式(一人完結型)で行っており、診断から修理完了までを一人で担当します。
アクセスの許可を持った者でないと使用できないようになっています。また悪用を防ぐため、ログインには生体認証(指紋認証)が必要となっています。
各修理者の作業机の横に設置し、修理作業から書類作成等の端末入力のための導線が最短となるよう配慮しています。また、バーコードによる進度管理システムも導入し、現在の仕掛状況が一目で把握できるようにしています。
各修理担当者に届けられると、テストプログラムによる診断と、ご申告内容の確認を行います。
装置内部にホコリなどが堆積していれば、集塵機を設置した、専用の清掃室にて清掃を行います。
修理受付時に細かく症状をお伝えいただいていると、スムーズに現象確認ができるので助かっています。
お客様からのご申告内容が再現しない場合、専用の再現確認工程を設け、スキルの高い専任者がいろいろな手法で現象を再現させる努力をしています。
ご申告内容に環境依存性が考えられる場合、恒温槽などを使用した環境試験も実施しています。
このような設備や専門知識を活用して、お客様のご申告内容の再現ができたときは大変嬉しいです!
診断工程で再現した現象、およびお客様が気付いていない現象をもとに、修理代金のお見積もりのご連絡をさせていただきます。
お客様にお見積もり金額をご了承いただけたら、修理作業に取り掛かります。
修理のために、パソコンの分解や組立の作業を行う場所は、パソコンの種別ごとに最適化されています。
修理品質の向上を図りつつ、なおかつ作業効率を向上させる施策をスタッフ一体となって考え実行していくために、日々、現場改善活動に取り組んでいます。
デスクトップパソコン診断・修理現場
ノートパソコン診断・修理現場
パソコンに静電気が流れると、誤作動や起動不可になる可能性があります。
そこで、パソコンの分解や組立の作業を行う場所では、すべて静電気対策を施した塗装やマットを床や作業机に施工しています。また、作業者が履いている靴もすべて静電気対策がされています。
これらの静電気対策のためのツールは、毎日その性能をチェックする運用を行っています。
修理が完了したら、パソコンの外観清掃を実施します。
清掃が完了したら、ここで最後の電源投入確認を実施し、問題がなければ出荷処理へと移ります。
添付品が揃っているか、パソコンに汚れがついていないかの検品作業を行っています。
「修理報告書」を同梱してお届けします。
パソコンの取り扱いが大変に良くて感心した。このくらい大切に取り扱っていただけるなら、何回でも修理、点検をお願いできると思った。
メーカーの専門家に見てもらえれば、これからも安心して使っていけます。
初めての修理でしたが、非常に迅速、ご丁寧な対応に感謝いたします。大変満足いたしました。
この度は誠にありがとうございました。