お客様各位
2018年2月2日
富士通株式会社
富士通クライアントコンピューティング株式会社
アドビ システムズ社 Adobe Flash Playerの脆弱性に関するお知らせ
アドビ システムズ社よりAdobe Flash Player(注1)のセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい 注2)に関する情報が公開されました。早急に対応いただきますようお願いいたします。
このソフトウェアは一部の富士通製品にプレインストールされています。
1. 対象となるソフトウェア
- Adobe Flash Player 28.0.0.137 およびそれ以前
※ ご使用中の富士通製品の機種にかかわらず、このソフトウェアがインストールされている場合は対処が必要です。
2. バージョンの確認方法
アドビ システムズ社のホームページにアクセスすることでバージョンを確認できます。
詳細な手順についてはこちらをご覧ください。
3. 対処方法
アドビ システムズ社によると、2018年2月5日(米国時間)に修正プログラムの提供が予定されています。すでに当該脆弱性を悪用した標的型攻撃が確認されているとの情報があるため、リスクが懸念されるお客様におかれましては、修正プログラムが公開されるまで一時的にAdobe Flash Playerのアンインストールや無効化などの緩和策を実施してください。
Adobe Flash Playerをアンインストールする方法
アドビ システムズ社のホームページ にアクセスすることで手順を確認してください。Adobe Flash Playerを無効化する方法
- Internet Explorer 11
- Internet Explorer 11を起動します。
- メニューより「ツール」(歯車のボタン)→「インターネットオプション」の順に選択します。
- 「プログラムタブ」-「アドオンの管理」を選択します。
- 「表示」プルダウンから「全てのアドオン」を選択します。
- 右のメニューから「Shockwave Flash Object」を右クリックし、「無効」を選択します。
- Microsoft Edge
- Microsoft Edgeを起動します。
- メニューより「・・・」→「設定」の順に選択します。
- 「詳細設定を表示」を選択します。
- 「Adobe Flash Player を使う」をオフにします。
※ Windows 8.1のInternet Explorer 11を利用されている場合には、Adobe Flash Playerをアンインストールすることはできません。「Adobe Flash Playerを無効化する方法」を実施してください。
※ Windows 10のMicrosoft EdgeおよびInternet Explorer 11を利用されている場合には、Adobe Flash Playerをアンインストールすることはできません。「Adobe Flash Playerを無効化する方法」を実施してください。
- Internet Explorer 11
4. 脆弱性に関する詳細
5.参考情報
- アップデートの自動通知機能により、アップデートを促すメッセージが表示される場合があります。
メッセージが表示された場合は、指示にしたがって更新プログラムをインストールしてください。
※ 本ページの内容は、予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
− 以上 −
- 注1: Adobe Flash Player(アドビ フラッシュプレイヤー)
Adobe Flashで作成されたWeb上の動画や音楽を再生するためのソフトウェアです。 - 注2: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。