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お客様各位

2011年3月23日
富士通株式会社



アドビ システムズ社 Adobe Readerの脆弱性に関するお知らせ


アドビ システムズ社よりAdobe Reader(注1)のセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい 注2)に関する情報が公開されました。早急に対応いただきますようお願いいたします。

このソフトウェアは一部の富士通製品にプレインストールされています。



1. 対象となるソフトウェア

  • Adobe Reader 9.4.2 およびそれ以前
※ご使用中の富士通製品の機種にかかわらず、このソフトウェアがインストールされている場合は対処が必要です。


2. バージョンの確認方法

Adobe Reader の [ヘルプ] メニューから、バージョンを確認できます。

  1. Adobe Readerを起動します。
  2. [ヘルプ] メニューから [Adobe Reader  x(*)について] を選択します。
    (*):x には、現在お使いの Adobe Reader のバージョン数が入ります。


3. 対処方法

Adobe Reader の [ヘルプ] メニューで最新バージョン (Adobe Reader 9.4.3) にアップデートしてください。

  1. Adobe Readerを起動します。
  2. [ヘルプ] メニューから[アップデートの有無をチェック] を選択します。
  3. [ダウンロードしてインストール] をクリックします。

※アップデート後、「2.バージョンの確認方法」にある方法で最新バージョンにアップデートされたことをご確認ください。


最新バージョンにアップデートせずに対処する場合はこちらをご覧ください。



4. 脆弱性に関する詳細

脆弱性対策情報ポータルサイト

Japan Vulnerability Notes脆弱性レポート 一覧 (掲載時期はこのお知らせと異なる場合があります)

アドビ システムズ社セキュリティ情報



5.参考情報

※ なお、本内容は予告なく変更することがあります。

- 以上 -





  • 注1: Adobe Reader(アドビ リーダー)
    PDF(Portable Document Format)形式のファイルを表示、検索、印刷するためのソフトウェアです。
  • 注2: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
    一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。