お客様各位
2011年4月13日
富士通株式会社
Windowsの脆弱性(2011年4月公開)に関するお知らせとWindows Updateのお願い
マイクロソフト社より、「マイクロソフト セキュリティ情報」が公開されました。
これらは Windowsのセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい注1)に関する情報です。
Windows Update(ウィンドウズ アップデート注2)の実施をお願いいたします。
1. 脆弱性に関する詳細
- [緊急] MS11-018 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2497640)
- [緊急] MS11-019 SMB クライアントの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2511455)
- [緊急] MS11-020 SMB サーバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2508429)
- [重要] MS11-021 Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2489279)
- [重要] MS11-022 Microsoft PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2489283)
- [重要] MS11-023 Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2489293)
- [重要] MS11-024 Windows FAX 送付状エディターの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2527308)
- [重要] MS11-025 Microsoft Foundation Class (MFC) ライブラリの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2500212)
- [重要] MS11-026 MHTML の脆弱性により、情報漏えいが起こる (2503658)
- [緊急] MS11-027 ActiveX の Kill Bit の累積的なセキュリティ更新プログラム (2508272)
- [緊急] MS11-028 .NET Framework の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2484015)
- [緊急] MS11-029 GDI+ の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2489979)
- [緊急] MS11-030 DNS 解決の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2509553)
- [緊急] MS11-031 JScript および VBScript スクリプト エンジンの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2514666)
- [緊急] MS11-032 OpenType Compact Font Format (CFF) ドライバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2507618)
- [重要] MS11-033 ワードパッドのテキスト コンバーターの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2485663)
- [重要] MS11-034 Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (2506223)
2. アップデート手順
Windows Update を実施するにあたっての注意事項や手順については、以下のQ&A情報をご覧ください。
[Q&A情報] [Windows 7] Windows Updateについて教えてください。
※ なお、本内容は予告なく変更することがございます。
- 以上 -
- 注1: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。 - 注2: Windows Update(ウィンドウズ アップデート)
Windowsの脆弱性を修正するためにWindowsを最新の状態にする機能です。詳しくはWindows Update(ウィンドウズ アップデート)ってなんだろうをご覧ください。