お客様各位
2011年8月10日
富士通株式会社
Windowsの脆弱性(2011年8月公開)に関するお知らせとWindows Updateのお願い
マイクロソフト社より、「マイクロソフト セキュリティ情報」が公開されました。
これらは Windowsのセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい注1)に関する情報です。
Windows Update(ウィンドウズ アップデート注2)の実施をお願いいたします。
1. 脆弱性に関する詳細
- [緊急] MS11-057 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2559049)
- [緊急] MS11-058 DNS サーバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2562485)
- [重要] MS11-059 Data Access Components の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2560656)
- [重要] MS11-060 Microsoft Visio の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2560978)
- [重要] MS11-061 リモート デスクトップ Web アクセスの脆弱性により、特権が昇格される (2546250)
- [重要] MS11-062 リモート アクセス サービス NDISTAPI ドライバーの脆弱性により、特権が 昇格される (2566454)
- [重要] MS11-063 Windows クライアント/サーバー ランタイム サブシステムの脆弱性により 、特権が昇格される (2567680)
- [重要] MS11-064 TCP/IP スタックの脆弱性により、サービス拒否が起こる (2563894)
- [重要] MS11-065 リモート デスクトップ プロトコルの脆弱性によりサービス拒否が発生する (2570222)
- [重要] MS11-066 Microsoft Chart Control の脆弱性により、情報漏えいが起こる (2567943)
- [重要] MS11-067 Microsoft Report Viewer の脆弱性により、情報漏えいが起こる (2578230)
- [警告] MS11-068 Windows カーネルの脆弱性により、サービス拒否が起こる (2556532)
- [警告] MS11-069 .NET Framework の脆弱性により、情報漏えいが起こる (2567951)
2. アップデート手順
Windows Update を実施するにあたっての注意事項や手順については、以下のQ&A情報をご覧ください。
※ 本ページの内容は、予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
− 以上 −
- 注1: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。 - 注2: Windows Update(ウィンドウズ アップデート)
Windowsの脆弱性を修正するためにWindowsを最新の状態にする機能です。詳しくはWindows Update(ウィンドウズ アップデート)ってなんだろうをご覧ください。