お客様各位
2015年2月12日
富士通株式会社
Windowsの脆弱性(2015年2月公開)に関するお知らせとWindows Updateのお願い
マイクロソフト社より、「マイクロソフト セキュリティ情報」が公開されました。 これらは Windowsのセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい注1)に関する情報です。 Windows Update(ウィンドウズ アップデート注2)の実施をお願いいたします。
1. 脆弱性に関する詳細
以下のマイクロソフト社セキュリティ情報をご確認ください。
- [緊急] MS15-009 Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム(3034682)
- [緊急] MS15-010 Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される(3036220)
- [緊急] MS15-011 グループ ポリシーの脆弱性により、リモートでコードが実行される(3000483)
- [重要] MS15-012 Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される(3032328)
- [重要] MS15-013 Microsoft Office の脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる(3033857)
- [重要] MS15-014 グループ ポリシーの脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる(3004361)
- [重要] MS15-015 Microsoft Windows の脆弱性により、特権が昇格される(3031432)
- [重要] MS15-016 Microsoft Graphics コンポーネントの脆弱性により、情報の漏えいが起こる(3029944)
- [重要] MS15-017 Virtual Machine Manager の脆弱性により、特権が昇格される(3035898)
Windows 8.1の場合は「Windows 8.1 Update」が適用されているかご確認ください
重要な更新プログラムWindows 8.1 Update(KB2919355)を適用しないと、マイクロソフト社から提供されるセキュリティ更新プログラムが適用できません。Windows Updateにより適用してください。
Windows 8.1 Updateが適用されているかは、スタート画面で確認することができます。
スタート画面の右上に「検索」ボタンが表示されていれば、Windows 8.1 Updateが適用されています。
詳細は以下をご覧ください。
2. アップデート手順
Windows Update を実施するにあたっての注意事項や手順については、以下のQ&A情報をご覧ください。
※ 本ページの内容は、予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
− 以上 −
- 注1: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。 - 注2: Windows Update(ウィンドウズ アップデート)
Windowsの脆弱性を修正するためにWindowsを最新の状態にする機能です。詳しくはWindows Update(ウィンドウズ アップデート)ってなんだろうをご覧ください。