お客様各位
2015年3月11日
富士通株式会社
Windowsの脆弱性(2015年3月公開)に関するお知らせとWindows Updateのお願い
マイクロソフト社より、「マイクロソフト セキュリティ情報」が公開されました。 これらは Windowsのセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい注1)に関する情報です。 Windows Update(ウィンドウズ アップデート注2)の実施をお願いいたします。
1. 脆弱性に関する詳細
以下のマイクロソフト社セキュリティ情報をご確認ください。
- [緊急] MS15-018 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3032359)
- [緊急] MS15-019 VBScript スクリプト エンジンの脆弱性により、リモートでコードが実行される(3040297)
- [緊急] MS15-020 Microsoft Windows の脆弱性により、リモートでコードが実行される(3041836)
- [緊急] MS15-021 Adobe フォント ドライバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される(3032323)
- [緊急] MS15-022 Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される(3038999)
- [重要] MS15-023 カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される(3034344)
- [重要] MS15-024 PNG 処理 の脆弱性により、情報漏えいが起こる(3035132)
- [重要] MS15-025 Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される(3038680)
- [重要] MS15-026 Microsoft Exchange Server の脆弱性により、特権が昇格される(3040856)
- [重要] MS15-027 NETLOGON の脆弱性でなりすましが行われる(3002657)
- [重要] MS15-028 Windows タスク スケジューラの脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる(3030377)
- [重要] MS15-029 Windows フォト デコーダー コンポーネントの脆弱性により、情報の漏えいが起こる(3035126)
- [重要] MS15-030 リモート デスクトップ プロトコル の脆弱性によりサービス拒否が発生する(3039976)
- [重要] MS15-031 Schannel の脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる(3046049)
Windows 8.1の場合は「Windows 8.1 Update」が適用されているかご確認ください
重要な更新プログラムWindows 8.1 Update(KB2919355)を適用しないと、マイクロソフト社から提供されるセキュリティ更新プログラムが適用できません。Windows Updateにより適用してください。
Windows 8.1 Updateが適用されているかは、スタート画面で確認することができます。
スタート画面の右上に「検索」ボタンが表示されていれば、Windows 8.1 Updateが適用されています。
詳細は以下をご覧ください。
2. アップデート手順
Windows Update を実施するにあたっての注意事項や手順については、以下のQ&A情報をご覧ください。
※ 本ページの内容は、予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
− 以上 −
- 注1: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。 - 注2: Windows Update(ウィンドウズ アップデート)
Windowsの脆弱性を修正するためにWindowsを最新の状態にする機能です。詳しくはWindows Update(ウィンドウズ アップデート)ってなんだろうをご覧ください。