お客様各位
2016年2月10日
富士通株式会社
Windowsの脆弱性(2016年2月公開)に関するお知らせとWindows Updateのお願い
マイクロソフト社より、「マイクロソフト セキュリティ情報」が公開されました。 これらは Windowsのセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい注1)に関する情報です。 Windows Update(ウィンドウズ アップデート注2)の実施をお願いいたします。
1. 脆弱性に関する詳細
以下のマイクロソフト社セキュリティ情報をご確認ください。
- [緊急] MS16-009 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3134220)
- [緊急] MS16-011 Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3134225)
- [緊急] MS16-012 リモートでのコード実行に対処する Microsoft Windows PDF ライブラリ用のセキュリティ更新プログラム(3138938)
- [緊急] MS16-013 リモートでのコード実行に対処する Windows Journal 用のセキュリティ更新プログラム(3134811)
- [重要] MS16-014 リモートでのコード実行に対処する Microsoft Windows 用のセキュリティ更新プログラム(3134228)
- [緊急] MS16-015 リモートでのコード実行に対処する Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3134226)
- [重要] MS16-016 特権の昇格に対処する WebDAV 用のセキュリティ更新プログラム(3136041)
- [重要] MS16-017 特権の昇格に対処するリモート デスクトップ ディスプレイ ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3134700)
- [重要] MS16-018 特権の昇格に対処する Windows カーネル モード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3136082)
- [重要] MS16-019 サービス拒否に対処する .NET Framework 用のセキュリティ更新プログラム(3137893)
- [重要] MS16-020 サービス拒否に対処する Active Directory フェデレーション サービス用のセキュリティ更新プログラム(3134222)
- [重要] MS16-021 サービス拒否に対処する NPS RADIUS サーバー用のセキュリティ更新プログラム(3133043)
- [緊急] MS16-022 Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム(3135782)
旧バージョンのInternet Explorer をご利用の場合は、最新のInternet Explorerに更新してください
2016年2月以降はマイクロソフト社から旧バージョンのInternet Explorerに関するセキュリティ更新プログラムが提供されません。
Windows 8をご利用の場合は、Windows 8.1 Updateを適用してください
2016年2月以降はマイクロソフト社からWindows 8に関するセキュリティ更新プログラムが提供されません。
2. アップデート手順
Windows Update を実施するにあたっての注意事項や手順については、以下のQ&A情報をご覧ください。
インストールに時間がかかる場合は
更新内容に 「.NET Framework」 のセキュリティ更新プログラムが含まれます。
.NET Framework のセキュリティ更新プログラムは他の更新プログラムに比べインストールに時間がかかる場合があります。
決して電源ボタンを押して電源を切ったりせず、自動で電源が落ちるまでお待ちください。
詳しくはマイクロソフト社の情報をご覧ください。
※ 本ページの内容は、予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
− 以上 −
- 注1: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。 - 注2: Windows Update(ウィンドウズ アップデート)
Windowsの脆弱性を修正するためにWindowsを最新の状態にする機能です。詳しくはWindows Update(ウィンドウズ アップデート)ってなんだろうをご覧ください。