お客様各位
2011年6月10日
富士通株式会社
Oracle Corporation Javaプラグインの脆弱性に関するお知らせ
米国Oracle Corporation より、Java プラグイン(注1)のセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい注2)に関する情報が公開されました。 早急に対応いただきますようお願いいたします。
このソフトウェアは、一部の富士通製品にプレインストールされています。
1. 対象となるソフトウェア
- Java Runtime Environment Version 6 Update 25 およびそれ以前
※ご使用中の富士通製品の機種にかかわらず、このソフトウェアがインストールされている場合は対処が必要です。
2. バージョンの確認方法
Oracle Corporation のホームページにアクセスすることでバージョンを確認できます。
詳細な手順についてはこちらをご覧ください。
[Q&A情報] Javaプラグインのインストールの確認をする
3. 対処方法
Oracle Corporation のホームページで最新バージョン(Java SE 6 Update 26)にアップデートしてください。
詳細な手順についてはこちらをご覧ください。※アップデート後、「2.バージョンの確認方法」にある方法で最新バージョンにアップデートされたことをご確認ください。
最新バージョンにアップデートせずに対処する場合はこちらをご覧ください。
4. 脆弱性に関する詳細
脆弱性対策情報ポータルサイト
- Japan Vulnerability Notes脆弱性レポート 一覧 (掲載時期はこのお知らせと異なる場合があります)
Oracle Corporation のサポートページ
5. 参考情報
アップデートの自動通知機能により、アップデートを促すメッセージが表示される場合があります。 メッセージが表示された場合は、指示にしたがって更新プログラムをインストールしてください。
※ なお、本内容は予告なく変更することがございます。
- 以上 -
- 注1: Java プラグイン(ジャバプラグイン)
Sun Microsystems(サン・マイクロシステムズ)社のJava という技術を用いて作成されたインターネット用のアプリケーションを、Webブラウザで実行できるようにするためのプログラムです。Java Runtime Environment、JRE、Java 仮想マシン、 などと呼ばれる場合もあります。
現在は、米国Oracle Corporation が Java プラグインの開発・提供を行っています。 - 注2: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。