お客様各位
2020年4月16日
富士通クライアントコンピューティング株式会社
Oracle Corporation Javaプラグインの脆弱性に関するお知らせ
米国Oracle Corporation より、Java プラグイン(注1)のセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい注2)に関する情報が公開されました。 早急に対応いただきますようお願いいたします。
このソフトウェアは、一部の当社製品にプレインストールされています。
1. 対象となるソフトウェア
- Java SE Runtime Environment Version 8 Update 241 およびそれ以前
- Java SE Runtime Environment Version 7 Update 251 およびそれ以前
※ ご使用中の当社製品の機種にかかわらず、このソフトウェアがインストールされている場合は対処が必要です。
2. バージョンの確認方法
Oracle Corporation のホームページにアクセスすることでバージョンを確認できます。
3. 対処方法
Oracle Corporation のホームページで最新バージョン(Java SE 8 Update 251)にアップデートしてください。
※ Java SE 7のアップデートはJava SE Advanced の商用サポート契約を締結されている方に対してのみ提供されています。Java SE Advancedの商用サポート契約を締結されていない場合は、Java SE 8へのアップデートを検討してください。
詳細な手順についてはこちらをご覧ください。
※ アップデート後、「2.バージョンの確認方法」にある方法で最新バージョンにアップデートされたことをご確認ください。
最新バージョンにアップデートせずに対処する場合はこちらをご覧ください。
4. 脆弱性に関する詳細
脆弱性対策情報ポータルサイト
Japan Vulnerability Notes脆弱性レポート 一覧 (掲載時期はこのお知らせと異なる場合があります)
Oracle Corporation のサポートページ
5. 参考情報
アップデートの自動通知機能により、アップデートを促すメッセージが表示される場合があります。 メッセージが表示された場合は、指示にしたがって更新プログラムをインストールしてください。
※ 本ページの内容は、予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
− 以上 −
- 注1: Java プラグイン(ジャバプラグイン)
Sun Microsystems(サン・マイクロシステムズ)社のJava という技術を用いて作成されたインターネット用のアプリケーションを、Webブラウザで実行できるようにするためのプログラムです。Java Runtime Environment、JRE、Java 仮想マシン、 などと呼ばれる場合もあります。
現在は、米国Oracle Corporation が Java プラグインの開発・提供を行っています。 - 注2: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。