ファイルを整理するには、新しいフォルダーを作って名前を付けたり、フォルダー間を移動したりします。こうした操作も、ショートカットを覚えることで、スムーズかつ正確に行えます。
[Backspace]キー【対象OS:Windows XP/Windows Vista/Windows 7】
フォルダー内を整理していて、1つ上のフォルダーに移動したいときには、[Backspace]キーを押してください。Windows 7には、Windows XPのフォルダーにあった[戻る]ボタンがありませんが、このキーを押すだけですばやく移動できます。
[Ctrl]+[Shift]+[N]キー【対象OS:Windows 7】
ファイル整理の際には、新規フォルダーを作って分類します。フォルダーを手早く作成するには、[Ctrl]+[Shift]+[N]キーの操作を覚えておくと便利です。
[F2]キー【対象OS:Windows XP/Windows Vista/Windows 7】
ファイルやフォルダーの名前を変更しようとクリックしたところ、誤ってファイルを開くなど、うまく操作できないことがあります。ファイルを選んで[F2]キーを押せば、すぐにファイル名を変更できるようになり、誤操作を防ぐことができます。
[Shift]+[Delete]キー【対象OS:Windows XP/Windows Vista/Windows 7】
ファイルを削除すると、いったんごみ箱に入れられます。あとから必要になったときに取り出せて便利ですが、必要ないファイルなら[Shift]+[Delete]キーを押して、完全に削除してしまいましょう。あとでごみ箱を空にする手間もなくなります。
重要
この操作で削除すると、後からごみ箱から取り出すことはできなくなります。完全に削除してもいいかどうか必ず確認するようにしましょう。
[Ctrl]+[F]キー【対象OS:Windows XP/Windows Vista/Windows 7】
ファイルをみつけたいときには、検索ボックスにキーワードを入力して、ファイル名や文書中の言葉を検索します。すばやい検索を実行するために、[Ctrl]+[F]キーを押して検索ボックスに移動する方法を覚えておくと便利です。
Windows XPの場合、「検索コンパニオン」が起動します。
ファイル/フォルダー操作を快適かつ正確に行うために、便利なショートカットはまだまだあります。オススメの機能を下の表にまとめてみました。
ショートカット | 機能 |
---|---|
[Alt]キー | フォルダーウィンドウにメニューバーを表示する。もう一度押すと、元に戻る 【対象OS:Windows XP/Vista/7】 |
[Home]キー | 作業中のウィンドウのショートカットメニューを開く 【対象OS:Windows XP/Vista/7】 |
[End]キー | ガジェットを前面に表示する 【対象OS:Windows Vista/7】 |
[Alt]+[Enter]キー | すべてのウィンドウを透明化してデスクトップの状態を見る 【対象OS:Windows 7】 |
[Alt]+[D]キー | ウィンドウを最大化する 【対象OS:Windows 7】 |
[Windows]+[ ↓ ]キー | 最大化したウィンドウを元に戻す 【対象OS:Windows 7】 |
ショートカットキーが身につけば、パソコンを使った作業がこれまで以上に効率的になります。脱初心者の第一歩として、まずは自分にとって便利だと思える操作から試して、覚えてみてください。