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1台のパソコンをみんなで使うときに。プライバシーを守る5つの方法(2/2)

その4׃ 最近使ったプログラムやファイルを非表示にするには?

スタートメニューを表示すると、最近利用した機会が多いプログラムが順に表示されます。よく使うプログラムを呼び出しやすくて便利ですが、必要なければ非表示にできます。例えば、こっそりタイピングソフトで腕を磨いて、家族を驚かせることができるかもしれません。

また、スタートメニューでExcelやWordなどを選択すると、右に最近開いたファイルが表示されます。会社から持ち帰って作業した書類の名前などを見られたくないときには、「最近開いた項目」をオフにすることで非表示にできます。

最近よく使うプログラムの表示

スタートメニューを表示すると、最近利用することが多いプログラムが順に表示さている画面イメージ

「スタート」ボタンをクリックしてスタートメニューを表示すると、最近利用することが多いプログラムが順に表示されます。

「最近開いたプログラム」を非表示にする方法

「スタート」ボタンを右クリックして、「プロパティ」を選択している画面イメージ

「スタート」ボタンを右クリックして、「プロパティ」を選択します。

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「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」画面の「[スタート]メニュー」タブにある[プライバシー]で、[最近開いたプログラムを[スタート]メニューに保存し表示する]と[最近開いた項目を[スタート]メニューとタスクバーに保存し表示する]のチェックを外したら、「OK」ボタンをクリックしている画面イメージ

「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」画面の「[スタート]メニュー」タブにある[プライバシー]で、[最近開いたプログラムを[スタート]メニューに保存し表示する]と[最近開いた項目を[スタート]メニューとタスクバーに保存し表示する]のチェックを外したら、「OK」ボタンをクリックします。

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「スタート」ボタンをクリックしたときに、最近開いたプログラムが表示されなくなった画面イメージ

「スタート」ボタンをクリックしたときに、最近開いたプログラムが表示されなくなります。目的のプログラムを起動するには、「すべてのプログラム」を選んで、プログラム名を探します。

<ヒント>スタートメニューに登録したプログラムは、表示されたままです。左の画面では、「Microsoft Outlook 2010」が表示されています。右クリックして[スタートメニューに表示しない]を選択すると、非表示になります。

Officeファイルにパスワードを設定してカギをかける

業務上の重要書類は自宅への持ち帰りが制限されますが、企画の原案やアイデアのメモなどを自宅のパソコンで作成することはあるかもしれません。こうした情報も他の人に見せたくない場合、WordやExcelなどのOfficeファイルならパスワードを設定してカギをかける方法があります。こうすると、パスワードが知られない限り、勝手にファイルを開いて中を読むことはできなくなります。

下記では、Excelファイルにパスワードを設定する方法を紹介しています。なお、WordやPowerPointの場合にも、同じ方法で設定できます。

その5׃ 家族一人一人がそれぞれのユーザーアカウントを持つ

ホームページの閲覧履歴を削除したり、最近使ったプログラムやファイルを非表示にしたりといった設定がめんどうなら、同じパソコンを使う家族がそれぞれ別のユーザーアカウントを持ってはいかがでしょう。

1つのパソコンに「父」「母」「太郎」「花子」などのように、複数のユーザーアカウントを登録すると、ホームページの閲覧履歴やスタートメニューの内容をユーザーごとに保存できます。それぞれのユーザーアカウントにパスワードを設定しておけば、知らない間に家族に見られることはありません。

ユーザーアカウントの作成方法については、次のページを参考にしてください。

新しいユーザーアカウントを追加

スタートメニューの「コントロールパネル」を選択している画面イメージ

スタートメニューの「コントロールパネル」を選択します。

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コントロールパネルの「ユーザーアカウントの追加または削除」をクリックしている画面イメージ

コントロールパネルの「ユーザーアカウントの追加または削除」をクリックします。

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「新しいアカウントの作成」をクリックしている画面イメージ

「新しいアカウントの作成」をクリックします。

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「新しいアカウント名」の欄に家族の名前を入れ、「アカウントの種類」を選び、「アカウントの作成」ボタンをクリックしている画面イメージ

「新しいアカウント名」の欄に家族の名前を入れます。「アカウントの種類」を選んだら、「アカウントの作成」ボタンをクリックします。

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新しいアカウントが作成された画面イメージ

新しいアカウントが作成されます。

管理者と標準ユーザーのユーザーアカウントの違いについては、次のページを参照してください。

ユーザーアカウントにパスワードを設定

コントロールパネルの「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」をクリックしている画面イメージ

コントロールパネルの「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」をクリックします。

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「Windowsパスワードの変更」をクリックしている画面イメージ

「Windowsパスワードの変更」をクリックします。

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「アカウントのパスワードの作成」をクリックしている画面イメージ

「アカウントのパスワードの作成」をクリックします。いったん作成すると、以降このメニューは「個人用パスワードの変更」になります。

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パスワードを2ヶ所に入力し、「パスワードのヒント」を入力し、「パスワードの作成」ボタンをクリックしている画面イメージ

パスワードを確認のため2ヶ所に入力します。「パスワードのヒント」には、パスワードを忘れたときに思い出すヒントになるキーワードや文章を入力したら、「パスワードの作成」ボタンをクリックします。これでパスワードの作成は完了です。次回Windowsを利用するときには、ユーザーを選択してパスワードを入力します。

保護者による制限

子どももパソコンを利用する場合には、「保護者による制限」を利用しましょう。パソコンを利用しても良い時間、利用しても良いプログラムや閲覧できるホームページを制限できます。

コントロールパネルで「保護者による制限の設定」をクリックしている画面イメージ

コントロールパネルで「保護者による制限の設定」をクリックします。

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制限を設定したいユーザーアカウントを選択している画面イメージ

制限を設定したいユーザーアカウントを選択します。

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「保護者による制限」で「有効」を選択して、「時間制限」、「ゲーム」、「特定のプログラムを許可または禁止します」の各項目を設定している画面イメージ

「保護者による制限」で「有効」を選択します。「時間制限」、「ゲーム」、「特定のプログラムを許可または禁止します」の各項目をそれぞれ設定します。

家族で使うときに、オススメの方法は?

今回は、閲覧や履歴の削除やユーザーアカウントの設定など、プライバシーを守るさまざまな方法をご紹介しました。例えば、家族の中でお父さんがメインでパソコンを使って、お母さんや子どもが使う機会が少ないなら、「その1」から「その4」の方法でそのつど情報を削除したり、隠したい情報だけを非表示にしたりすることで、対応できるでしょう。 もし、家族それぞれがパソコンを使う時間がある程度長いなら、「その5」の、それぞれが別のユーザーアカウントを用意する使い方をオススメします。

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