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あなたに合うものはどれ?「マウス」の選び方ポイント(2/2)

ボタンがたくさん付いたマウスは何ができるの

もっともベーシックなマウスには、左右にそれぞれ1つずつのボタンが付いています。さらに、最近では中央にスクロールホイールが付いた製品が標準的になってきました。スクロールホイールには、ウェブブラウザーやワープロソフトを上下方向にスクロールする機能などが割り当てられています。
さらにそれに加えて、5つ、6つと多数のボタンを持つマウスもあります。ボタンが多いと何が便利なのでしょう?

ボタン数の多いマウスでは、それぞれのボタンにウェブブラウザーの「進む」「戻る」や、ワープロソフトのページ移動などの機能が割り当てられています。さらには、ExcelやWordのショートカットキー操作などをユーザーが割り当てることもできます。
たくさんのボタンに最初は混乱するかもしれませんが、使い慣れてくると目的の操作を素早く実行できて、どんどん快適になります。

マウスのボタンに割り当てられた機能の画面イメージ

マウスのボタンに割り当てられた機能の例

光学式やレーザー式のマウスってどんなもの?

マウスの移動を検出する方式として、現在普及しているのは「光学式」と「レーザー式」です。

光学式マウスは、裏返すと赤い光が見えます。これは、赤色LEDの光です。光の反射を測定することで、マウスの移動を検出します。初期に普及した「ボール式」のマウスよりも検出精度が高いこと、定期的な掃除を必要としないことが特徴です。ただし光沢がある机の上などでは、検出がうまくいかないデメリットがあります。

レーザー式は、レーザー光の反射でマウスの移動を検出し、光学式よりもさらに精度が高いのが特徴です。光沢のある面の上でも利用できます。価格は光学式に比べてやや高めです。

有線と無線のどちらにも、光学式またはレーザー式のマウスがあります。使い勝手や価格も含めて検討してはいかがでしょう。

トラックボールやペンタブレットなど入力装置はさまざま

小さなマウスパッドの上でマウスを動かす操作にどうしてもなじめないという方は、トラックボールを試してはいかがでしょう?本体は固定したままボールを回転させて、マウスポインターを動かします。ゲームの操作などでも使ってみるとスムーズです。ただし、グラフィックソフトで絵を描いたりなど、細かい動作には慣れが必要となります。

ボール部分を動かしている画面イメージ

大きなボール部分を指先や手のひらで転がすと、画面上のマウスポインターが移動します。

イラストを描く用途でパソコンを使ってみたいなら、ペンタブレットを試してはいかがでしょう?実際にペンを使って描くように、パネルの上でペンを動かします。パネル部分のサイズが大きくなるほど使い勝手は良くなりますが、その分価格も高価になります。

実際のペンを使うの同じ感覚で、イラストを描くことができます。

おすすめ多機能マウス/トラックボール/ペンタブレット

多機能マウスやトラックボール、ペンタブレットは、パソコンの用途に応じて選んでみましょう。また、ビジネス書類作成では多機能マウス、ゲームのときはトラックボール、イラストを描くときにはペンタブレットのように、使い分けてみても良いでしょう。

ワイヤレスマウス G700 (FMDI000893)の画面イメージ

13個のボタンに機能を割り当てられます。指先でふれてわかりやすいように各ボタンの形状が違うなど、使いやすく工夫されています。

ワイヤレストラックボール M570 (FMDI001006)の画面イメージ

トラックボール部分を親指で回転させて操作します。左右のボタンに加えてスクロールホイールもあるので、マウスと同様の機能を実行できます。

Bamboo Pen CTL-470/K0 (FMDI001019)の画面イメージ

ペンを使った手書き入力で、イラストを描画できます。筆圧機能に対応したアプリケーションで使えば、1024段階でペンの筆圧を感知します。また、マウスの代わりとして、メニューの選択なども行えます。(ペン入力専用)

まとめ

ノートパソコンを手に移動してどこでもバリバリ仕事をしたり、デスクトップパソコンでじっくりイラストを描いたりなど、パソコンを使う目的は人それぞれです。

そして、マウスをはじめとした入力装置には、さまざまな種類があり、機能や特徴も違います。自分にピッタリの入力装置をみつければ、パソコンをもっと快適に使うことができます。

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