外出先でもパソコンでインターネット!モバイルWi-Fiルーターとは?(2/2)
モバイルWi-Fiルーターでインターネットにつないでみる
実際にモバイルWi-Fiルーターを使って、インターネットに接続する手順を見てみましょう。つなぎ方は、家庭用の無線LANアクセスポイントと同じなので、簡単です。設定が必要なのは最初だけで、以降はそれぞれの機器の電源を入れるだけで利用可能になります。
まずは、モバイルWi-Fiルーターに設定されているアクセスポイント名(SSID)と、パスワード(ネットワークセキュリティキー)の情報を確認しておきます。ここでは、例としてWiMAX Wi-Fiモバイルルータ「URoad-8000」を使用しています。
接続に必要な、SSIDとネットワークセキュリティキーを確認します。記載されている場所は、製品によって異なるので、それぞれの取扱説明書などでご確認ください。
モバイルWi-Fiルーターの電源を入れます。インターネットに接続するまで、しばらく待ちます。接続状況は、ライトの表示でわかります。表示内容は製品によって異なるので、取扱説明書などで確認しておいてください。
Windows 8の場合、画面右上にマウスポインターを移動するか、画面右端から左方向に指を動かすスワイプの操作で、チャームを表示します。
チャームの[設定]をクリック(タップ)します。
[ネットワーク]アイコンをクリック(タップ)します。
接続可能なWi-Fiが一覧表示されます。あらかじめ使用するモバイルWi-Fiルーターで確認したSSIDを選びます。
ネットワークアイコンが「利用不可」の場合
もし、ネットワークアイコンに「利用不可」と表示されていたら、「PC設定の変更」で、「ワイヤレスデバイス」をオンにしておきます。また、パソコン本体に「Wi-Fiスイッチ」がある場合には、こちらもオンにしておきます。
[設定]チャームの[PCの設定]をタップ。[ワイヤレス]を選択し、[ワイヤレスデバイス]の[Wi-Fi]をオンにします。
「ネットワークセキュリティキー」を入力して、[次へ]をクリック(タップ)します。
インターネットに接続することができました。
Internet Explorerを起動して、富士通のウェブサイトを表示してみます。
モバイルWi-Fiルーターなしでどこでもインターネット接続できるパソコン
本体内に、無線でインターネットに接続できる「WiMAX」の機能を搭載しているパソコンもあります。こうしたパソコンなら、モバイルWi-Fiルーターなどを用意することなく、どこでもインターネットのサービスを利用できます。なお別途、通信会社とWiMAXの利用契約が必要です。パソコンの購入時などに確認しておいてください。
写真は、WiMAXの機能を搭載した富士通パソコン「LIFEBOOK SH」シリーズ。
まとめ
パソコンといっしょに、モバイルWi-Fiルーターも持ち歩けば、外出先でも簡単にインターネット接続できます。さらにパソコン以外に、Wi-Fi機能を持つタブレットやゲーム機も接続できます。いつも持ち歩けば、どこでも気軽に、ウェブサイトを見たり、メールを送受信したり、さまざまなインターネットのサービスを利用できて便利です。