知っていればもっとキレイに撮れる!スマートフォンの撮影テクニック(2/2)

食べ物やオシャレ小物を撮影しよう

作った料理や、友達と食べたランチなどを撮影して、ブログなどにアップロードする方も多いでしょう。せっかくの料理ですから、美味しそうに写したいものです。料理を撮影するときには、次のことに注意してみましょう。

1.できるだけすぐに撮る
できたてで、湯気が立つ料理が美味しそうに見えるのは、写真の中でも同じです。料理ができたら、なるべくすぐに撮影しましょう。

2.なるべく近くで撮る
お皿全体を写真に収める必要はありません。なるべく近くに寄って、料理を大きく見せたほうが、美味しそうに見えます。「接写」や「マクロ」などのモードがある場合には利用しましょう。

3.自然な明るさで撮る
料理が明るく、鮮やかに見えたほうが、美味しそうです。ただし、料理に近づけた状態でフラッシュを使うと、影がくっきり出てしまいます。窓や照明の近くなど、自然に明るい場所で撮影しましょう。

料理が小さく、暗く写った写真

料理が小さく見えて、写真も暗いと、どんなにすばらしい料理も、美味しそうには見えません。

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明るい場所で、料理に近づけて撮影した写真

明るい場所で、料理に近づけて撮影すると、とても美味しそうに見えます。

趣味で集めたグッズやアクセサリーなど、お気に入りの小物をオシャレに撮影してみましょう。このとき、被写体だけにピントが合って、背景をぼかすことができれば、まるでプロが撮ったかのような、オシャレな写真になります。

ただし、一眼レフカメラのように、絞りを調整するなどしてぼかしを出すことはできません。もし、「背景ぼかし」などの撮影機能があるなら利用してみましょう。ない場合には、なるべく被写体に接写して、周囲に映り込むものはなるべく遠くに置くことで、ぼかしの効果を出すことができます。

「エフェクト撮影」から「背景ぼかし-強」を選択している画面イメージ

「ARROWS ef」の場合、カメラのメニューを表示し、「エフェクト撮影」から「背景ぼかし-強」を選択します。

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メインの被写体である小物はくっきり写り、背景の小物はぼんやりとした、オシャレな写真

メインの被写体である小物はくっきり写り、背景の小物はぼんやりとして、オシャレな写真になります。

人物やペットを楽しく撮影しよう

人物やペットを撮影するときには、なるべく被写体に近づいてみましょう。このとき、ズーム機能ではなく、カメラを持つ自分から近づきます。そして、近くで語りかけながら撮影すれば、表情豊かな、自然体の写真を撮ることができます。

楽しく食事したり、遊んだりする子どもの自然な笑顔の写真

楽しく食事したり、遊んだりする子どもの自然な笑顔を写真に収めてみましょう。

飼い主だけに見せてくれる姿のペットの写真

ペットにも表情があります。飼い主だけに見せてくれる姿を収めてみましょう。

元気に遊び回る子どもや、オモチャにじゃれるペットの姿なども、写真に残しておきたいものです。ですが、シャッターチャンスだと思ってボタンを押しても、思ったよりタイミングがずれてしまうことがあります。

そんなときには、「手ぶれ補正」機能のオン/オフを切り替えてみてください。実は、シャッターを切るタイミングは指を離したときです。手振れ補正をオンにしていると、指を離した後に補正が行われます。その後にシャッターが切られるため、タイミングが少しずれてしまうのです。自分のタイミングでシャッターを切りたいときは、手振れ補正をオフにしてみましょう。

オモチャにじゃれるネコの写真

オモチャにじゃれるネコの様子を撮影。シャッターチャンスを逃さないようにしましょう。

動画撮影も楽しもう

スマートフォンのカメラは、「動画撮影」にも切り替えられます。動きのある被写体なら、動画で撮れば、後から見返して楽しむことができます。友だちにも見せたいときには、YouTubeなどの動画サイトで、友だちだけに限定公開することもできます。パソコンの画面で見たり、編集したりすることも考えると、動画は横向きでの撮影がおすすめです。

「動画撮影」を選択している画面イメージ

カメラのメニューから、「動画撮影」に切り替えます。

ペットの様子を撮影している画面イメージ

カメラを動かして、ペットの様子を追ってみましょう。

まとめ

スマートフォンで撮った写真、見返す機会が少ないという方もいらっしゃるかもしれません。ですが、ひと工夫を加えて納得の一枚が撮れたら、何度も見返したり、友だちに見せたり……そのたびに、楽しい思い出がよみがえってくると思います。

ここで紹介したテクニックを参考にして、スマートフォンで気軽に、綺麗に、写真を撮ってみてはいかがでしょう。

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