Windows 8.1はどこが変わった?Windows 8との違いはここ!(2/2)
(5)いつでもすぐに使える「スマート検索」
どんな作業中にも検索でき、適切な情報がみつけやすい
いつでもチャームから検索し、パソコンの中だけでなく、マイクロソフトの検索サービス「Bing」を利用したインターネットの検索結果も見られる「スマート検索」という新機能を、Windows 8.1は搭載しています。
スマート検索の便利な点は、いつでも検索できることだけではありません。個人名や地名などを入力したときには、特別な形で適切な結果を表示する「ヒーローアンサー」機能など、適切な検索結果が表示される最新の機能を利用できます。
Windows 8のチャームでは、アプリやファイルを検索できましたが、直接インターネットを検索することはできませんでした。
Windows 8.1では、チャームからアプリやファイル、インターネットなどすべてを対象とした検索ができます。個人名、地名などをキーワードに検索したときには、特別な形で表示される「ヒーローアンサー」が表示されることがあります(画面は「東京」で検索したときのヒーローアンサー)。
(6)高速、高機能になった「Internet Explorer 11」
Windows ストア アプリ版の使い勝手が大幅に向上
Windows 8.1では、標準のブラウザーが新バージョンの「Internet Explorer 11」になりました。従来のInternet Explorer 10からスピードがアップした他、Windows ストア アプリ版では、お気に入り機能をフォルダーで分類できるようになったり、サジェスト機能(検索キーワードを入力中に調べたい内容を推測し、キーワードを補完する機能)が加わるなど、大幅に機能が強化されています。
Windows 8の「Internet Explorer 10」(Windows ストア アプリ)のお気に入りは、フォルダーによる整理ができませんでした。
Windows 8.1の「Internet Explorer 11」(Windows ストア アプリ)では、フォルダーによるお気に入りの整理が可能になりました。フォルダーからお気に入りを選んだり、お気に入りを追加するときにフォルダーを選んだりできます。
Windows 8の「Internet Explorer 10」(Windows ストア アプリ)には、サジェスト機能はありませんでした。
Windows 8.1の「Internet Explorer 11」(Windows ストア アプリ)では、サジェスト機能で検索がしやすくなりました。
新しい使い方と、これまでの使い方が高度に同居したWindows
従来のスタイルでも快適に使うことができる上、進化の可能性を感じられる
もともとデスクトップパソコン用のOSだったWindowsは、ノートパソコンの普及、さらにタブレットの登場といったパソコン環境の変化に対応して、進化を続けてきました。
Windows 8は、タブレットやタッチ操作に対応したパソコンでの利用を強く意識したOSでしたが、Windows 8.1はタブレットやタッチ操作への対応がさらに進められていて、スタート画面やWindows ストア アプリに、数多くの改良点が見られます。
また、従来のデスクトップを中心とした使い方をする場合にも、スタートボタンの復活、チャームからの検索機能の強化など、便利な点が数多くあります。多様化しているパソコンの使い方に対応し進化したWindows 8.1を、ぜひ試してみてください。
Windows 8.1にアップデートするには
Windows 8からWindows 8.1へのアップデートは、Windows ストアから無料で簡単に行えます。ただし、アップデートには事前準備を行う必要があります。以下のリンクに事前準備について記載があるので参考にしてください。
Windows 8.1に関する情報をまとめたページを公開しています。アップデート後に困ったことがあったら、こちらをご覧ください。