そのホームページ本当に印刷しなきゃダメ?PDFを活用しよう!(1/2)
ホームページは日々更新されますが、時には残しておきたい情報もあります。そのたびに印刷するのは紙がもったいないと思ったら、ページをPDF形式で保存してみてはいかがでしょう。PDF形式で保存すると、インターネットに接続しなくても、必要な情報をいつでも後から見返すことができます。
ここでは、無料ソフトを追加してInternet ExplorerからPDF保存できるようにする方法と、PDF保存機能を持つブラウザー「Google Chrome」をご紹介します。
公開日2013年12月18日
掲載内容は公開当時のものであり、最新情報と異なる場合があります。
フリーソフトでInternet Explorerを強化する
Windowsに最初からインストールされているInternet Explorer本体に、PDF作成機能はありません。そこで、ここでは株式会社キューブ・ソフトが提供する無料ソフトの「Cube PDF」を導入する方法をご紹介します。このソフトなら、印刷メニューから簡単にPDF保存を実行できます。まずは、Cube PDFをダウンロードして、インストールしてみましょう。
注) 本手順はWindows 8.1での操作を紹介しています。その他バージョンにより、操作手順が異なる場合があります。
Internet Explorer 11(Windows ストアアプリ版)で「Cube PDF」のサイトにアクセスしたら、「無料ダウンロード」をクリックします。

画面の下にメニューが表示されたら、「実行」をクリックします。

デスクトップ画面に切り替わり、コンピューターへの変更の許可が求められます。「はい」をクリックします。

セットアップがスタートします。「次へ」をクリックします。

「使用許諾契約書の同意」が表示されたら、内容を確認して「同意する」を選択し、「次へ」をクリックします。

インストール先を指定します。最初に表示されている場所から変更せずに、このまま「次へ」をクリックします。

この画面でも、そのまま「次へ」をクリックします。

「ホームページの設定」では「なにもしない」を選択します。「検索ボックス、お気に入りの設定」も、ここではチェックを外して「次へ」をクリックしておきましょう。

「インストール」をクリックすると、インストールが始まります。

完了のメッセージが表示されたら、[完了]をクリックします。
Cube PDFのインストールが完了したら、早速ホームページをPDF保存してみましょう。Internet Explorer 11の印刷画面から「PDF」を選択すると、そのページに表示されている内容をそのまま保存できます。なお、PDF出力を実行する際には、いったんデスクトップ画面に切り替わります。
Internet Explorer 11(Windows ストアアプリ版)を起動し、保存しておきたいホームページを開きます。

マウスポインターを右上(または右下)に移動し、チャームメニューを表示したら、[デバイス]をタップします。

[印刷]をクリックします。

[CubePDF]を選択します。

印刷の向き、部数などを確認したら、[印刷]をクリックします。

デスクトップへの移動をうながすメッセージが表示されたら、デスクトップ画面に切り替えます。

デスクトップ画面に、CubePDFが起動しているので、[変換]をクリックします。初期設定の保存先は、デスクトップです。「出力ファイル」の項目で変更することも可能です。

変換が完了すると、PDFを表示するアプリが起動し、ホームページのイメージが表示されます。ここでは、Windows ストアアプリ版「Adobe Reader Touch」が起動しています。
他のアプリからもPDF作成できる
CubePDFをインストールすると、Internet Explorer 11に限らず、Windows メールやペイント、メモ帳など印刷機能を持つ他のアプリからも、PDF出力できるようになります。いずれも、印刷の実行画面で「CubePDF」を選択します。