タブレットをトラブルから守る4つのポイント(2/2)

他の人が操作できないように画面をロックする

パスワードを設定して、使わないときの画面をロックしよう

席を離れたときなど、自分がタブレットの近くにいないときに、他の人がタブレットを操作できないように「ロック」を設定しましょう。Windowsでは、Microsoft アカウントなら取得時に設定したパスワードがありますし、新たにローカルアカウントを作成した場合でも、同じようにパスワードを使ったロックができます。

Androidでは、「設定」を起動して「セキュリティ」の「画面のロック」から、ロックを設定します。ロックの方法は、4ケタの数字を使う「PIN」、指を動かすパターンでロックを解除する「パターン」、ARROWS Tab Wi-Fiでは指紋センサーを利用する「指紋」などが利用できます。

「セキュリティ」をタップしている画面イメージ

「設定」を起動し、「セキュリティ」の「画面のロック」をタップし、画面ロックの方法を選択します。「スライド」は画面をスライドするだけでロックを解除するもので、他の人にも操作できてしまいます。4ケタの数字による「PIN」、または、指を動かすパターンで認証する「パターン」が使いやすく、おすすめです。

 

ロック画面が表示されている画面イメージ

ロックを設定していると、タブレットの画面がいったんオフになった後、オンにしようとするとロック画面が表示されるようになります。

ARROWS Tab Wi-Fiは情報を守る指紋認証に対応

Androidを搭載したARROWS Tab Wi-Fiでは、自分以外の人が使えないように指紋センサーを使ってロックする「スマート指紋センサー」が搭載されています。これによって、自分の指以外ではロックを解除できないように設定できます。

また、アプリやブラウザーのブックマークを自分にしか使えないようにする「プライバシーモード」や、アプリひとつひとつに認証設定をして他の人が起動できないようにする「アプリロック(マイロック)」機能などを搭載し、他の人に貸すことがある場合にも、大事なデータやアプリを安全に守ることができます。

ケースやバッグで衝撃からタブレットを守る

ケースで「うっかり事故」を防ごう

どこでも取り出して使えるタブレットだからこそ、つい手がすべて落としてしまったり、ぶつけてしまったりという事故が、思わぬタイミングで起こるものです。樹脂や合皮などでできたケースを利用することで、手が滑りにくくなり、また、衝撃から本体を守ることができます。

専用カバー (FMV-NCS14)の写真

専用カバー (FMV-NCS14)

 

専用カバー (FMV-NCS15)の写真

専用カバー (FMV-NCS15)

タブレットがある場所の特定を可能にしよう

紛失・盗難したタブレットを探し、いざというときにはデータ消去も可能に

紛失してしまったときや、盗難被害にあったときなどには、タブレットの位置の特定ができるようになっていると、発見できる可能性が大幅にアップします。

Androidを搭載した「ARROWS Tab Wi-Fi」で使用できる「マカフィー モバイルセキュリティ」では、Webサイトにアクセスしてタブレットが現在ある場所を特定する「端末の位置追跡」機能や、盗難にあったときにデータを悪用されないようにする「端末のリモートロック」(遠隔操作でロックしたり、アラームを鳴らしたりする)、「リモート消去」(遠隔操作で初期化し、データを消す)機能があります。

Windowsを搭載した「ARROWS Tab QH55/M」や「ARROWS Tab QH77/M」では、場所の特定やリモートロック機能を持つ「マカフィーオールアクセス 2014」をインストールすると、利用可能になります。

「端末を見つけてください」機能が有効になっている画面イメージ

AndroidタブレットのGPSを有効にすると、「マカフィー モバイルセキュリティ」の「端末を見つけてください」機能が有効になります。

 

マカフィー・モバイルセキュリティのサイトの画面イメージ

マカフィー・モバイルセキュリティのサイトにログインして「位置」をクリックすると、Androidタブレットの現在位置を追跡し、マップ上に表示できます。「ロック」をクリックすると、追跡しているタブレットを離れた場所からロックできます。

まとめ

タブレットもパソコンも、その中身は大きく変わりません。そのため、セキュリティソフトをきちんと使うことが安全に使うための基本となります。
一方で、気軽に持ち歩くことができ、どこでも使えるタブレットならではの危険もあります。他人でも気軽に使えてしまう危険、落としたりぶつけたりといった破損の危険、紛失や盗難の危険です。
どれだけ気をつけていても、ふと気を抜いたときや作業に集中しすぎたときなどに、落としたり、忘れたりといったミスは起こってしまうものです。そのような事故にもきちんと備えて、トラブルを防ぎましょう。

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